Hシリーズ同様、モーションコントロールを採用
では、ストラーダLシリーズのスペックを紹介。LシリーズはHDDナビで容量は60GB。液晶モニターは幅174ミリ、高さ104ミリの8型ワイド。ビッグXは7型ワイドの1.43倍を謳っているが、ストラーダLシリーズは約1.42倍。画面サイズはほとんど変わらない。もちろん高精細なVGAで、バックライトはLED。タッチパネルは静電式で、昨年発売したHシリーズ同様、タッチだけではなくフリック操作も可能なモーションコントロールもできる。
ただし、Hシリーズで採用していたアプローチセンサーは未採用。かわりにランチャーメニューのON/OFFが可能なボタンを用意し、普段は地図スケールの切り替えなどのボタンを表示しないスッキリとした画面を実現している。
またHシリーズではクリアパネルだったが、直射日光下では見る角度によって画面の反射が気になることもあり、Lシリーズでは低反射フィルムを採用している。
新開発アンテナで地デジの受信エリアを拡大
内蔵地上デジタルチューナーは、4チューナー×4アンテナで、12セグとワンセグが見られるフルセグタイプ。新開発の地デジアンテナを採用し、受信可能エリアは従来よりも拡大。安定した画像でTVを楽しむことができる。地図と映像の2画面表示も便利。地図と映像は、2分割表示のほかに映像の子画面表示もできるし、子画面の位置は右上/右下など、カスタマイズできる。
つまりLシリーズのナビ部分は、基本的には昨年発売したHDDナビ、Hシリーズをベースにして、画面を大型化して車種別専用にデザインしたものと思えばいい。その上で、メモリーナビのSシリーズで初採用したスマートフォン連携機能を追加。目的地検索&設定のしやすさを、大きく向上させた。