カーナビ・カーオーディオ/カーナビのおすすめモデル

8型大画面がクルマにフィットするストラーダLシリーズ

パナソニックから8型大画面を搭載したHDDナビ、ストラーダLシリーズが登場した。8型大画面ナビといえば、アルパイン「ビッグX」があるが、それとの違いを含めて、ストラーダLシリーズを紹介。

石田 功

執筆者:石田 功

カーナビ・カーオーディオガイド

アルパイン「ビッグX」の独壇場だった8型ワイドモニター搭載市販AVナビの市場に異変。この春、パナソニックがストラーダLシリーズで、8型大画面ナビ市場に参入してきたのだ。


パナソニックも8型大画面ナビ市場に参入

このストラーダLシリーズ、第1弾は日産セレナ専用のCN-L800SEDとホンダ・ステップワゴン専用のCN-L800STDの2機種(ともにオープン価格)。今後も対応車種を増やしていく予定だという。
01

日産セレナ専用のCN-L800SED。まるで純正ナビのようなフィット感


02

こちらはホンダ・ステップワゴン専用のCN-L800STD



03

CN-L800SEDはエアコン操作部周囲のパネルまで同梱

一般的なクルマのカーナビ装着スペースは幅178ミリ、高さ100ミリの2DINサイズ。このスペースに収まる画面サイズは7型ワイドがぎりぎりなので、8型ワイド大画面を装着するには、画面周囲のパネルを含めて車種専用設計が必要だ。

こうして生まれたのがアルパイン・ビッグX。ナビ本体周辺のパネルやブラケット等の取付キットをパーフェクトフィットとして車種別に開発し、多彩な車種への取付けを可能にしている。

それをさらに進化させたのがストラーダLシリーズ。ビッグXの場合、ナビ本体は1機種で、周辺のパネルによって車種別に対応しているのだが、ストラーダLシリーズは、操作キーまで含めて車種別専用設計の一体デザインなのだ。


操作キーまで車種別専用デザイン

セレナ用とステップワゴン用を見比べてみるとわかるが、画面両端のボタンの形状がまったく違うし、セレナ用がパネル側に操作キーを配置しているのに対して、ステップワゴン用はディスプレイと操作キーが一体化している。完全に車種別にデザインしているのだ。
CN-L800STDはエアコン吹出口周囲まで一体のデザイン

CN-L800STDはエアコン吹出口周囲まで一体のデザイン


開発に手間がかかるため、今のところ対応車種は2車種に限定されるが、インパネとの一体感は抜群によく、まるで純正ナビのようなフィット感。パネルの質感も、イルミネーションの色も、元々のクルマに合わせてある。しかも、パネル一体で販売されているので、車種別パネルとナビ本体が別々に売られているビッグXより、取付けの手間がかからない。

対応車種の多さではビッグXに軍配があがるが、セレナとステップワゴンのオーナーは、どちらを選ぶか迷うところだろう。ビッグX用のパーフェクトフィットも、セレナ用、ステップワゴン用ともに用意されている。

  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます