生活に変化はありましたか?
家族や友人、恋人との関係など、自分の周りの人間関係を改めて考えるきっかけとなりました。
「特になし」「近所づきあいは以前と変わらず、ない」という回答もありましたが、震災後は自身の価値観や人間関係を見直すことになった人も多かったようです。特に家族など近い関係の人とより絆を深めようという意識が感じられました。
■家族や友人とのつながり
・今のマンションの住人の方との交流はありませんが、近所の飲食店さんまた近所の知人などは、震災時などもTwitterやFacebookなどで交流があります。特に震災をきっかけに、SNSを始めた方もいるようです。
・近所に頼れる人が欲しいとおもって、家が近い人と仲良くするようになった。信用できない人と、遠出したりしないようになった。
・家族や近所の友人と連絡を取り合うことが多くなりました。何かあったときにお互いが助けられるようにしています。
・残念ながら近所付き合いは変わりませんでしたが、もっと家族と過ごす時間を増やしたいな、と、家族とのつながりの大切さを再認識させられました。震災で被害に遭われた方たちのことを想うと、自分もできることをしなければ、と思い、節電や募金を意識してするようになりました。
■ライフスタイルの大きな変化
・地震だけが要因ではないですが、一人暮らしからシェア型住居に引っ越しました。普通に暮らしていても、人とのつながりを感じられるシェア暮らしはこれからもっと増えてくると思いますし、私自身、一人暮らしに戻ることは今後ないと思っています。
■災害支援などへの思い
・人とのかかわりや助け合いの気持ちが強くなったような気がします。
・被災地へボランティアや物資支援を実施しました。
・身の回りの人というよりは国全体の人に親近感を抱くようになった一方で、地方自治体や自衛隊などは被災した地域に集中してしまって、他地域の国民に対するケアはないんだとわかりました。自分で自分を守らないとダメなんだな、という気持ちが強くなりました
・支援や放射能関連で意見が合わずに疎遠になった人もいます。