温泉/甲信越の温泉

五十沢温泉 ゆもとかんで雪見風呂(2ページ目)

五十沢温泉ゆもとかんは、素朴な温泉宿です。五十沢温泉を知っている方は少数派かもしれませんが、温泉マニアと呼ばれる位、全国の温泉に詳しい方なら絶対に知っています。何故なら、温泉が非常に素晴らしいからです。温泉自体が素晴らしいので、四季いつ訪れても良いのですが、一度雪見露天風呂を満喫すると、雪の無い季節は寂しく感じるのも事実です。今回は、温泉通なら必ず知っておきたい、五十沢温泉ゆもとかんを紹介します。

藤田 聡

執筆者:藤田 聡

温泉ガイド

ゆもとかんで温泉満喫

五十沢温泉ゆもとかん混浴露天風呂

五十沢温泉ゆもとかんの混浴露天風呂は、冬は雪見露天風呂

五十沢温泉ゆもとかん旧館

五十沢温泉ゆもとかんの旧館内湯は、日帰り営業用

南魚沼市は雪深い地方ですので、冬に五十沢温泉ゆもとかんに行けば雪見露天が楽しめます。しかし、露天風呂に雪が入って湯が温くならない為の配慮か、今回行った時は、露天の周囲の雪が丁寧に掃除されていて、ちょっと残念でした。

しかし、本当に雪が多い地方なので、雪を降ろせる時に降ろしておかないと後が大変という事でしょう。温泉周辺の田畑や、周囲の山は雪で覆われているので、雪を眺める温泉には違いありません。

大浴場は手前は男女別ですが、奥は混浴になっており、その先に混浴の露天風呂があるという、非常に変わった作りになっています。混浴苦手な方には、やや厳しいかもしれませんが、冬は内湯は湯気で視界が悪いですし、夜は露天も暗いので、冬ならハードルも低くなると思います。

お湯は、ほのかに硫黄の香りがする透明な湯で、弱いすべすべ感も感じるものです。この淡い湯の良さを失わずに感じる事ができるのは、湯量豊富に温泉を使用している賜物だと思います。雪国の寒い環境で大きな露天風呂を温かい状態で維持するのに、いかに豊富な湯量が必要か、実際に流れ去って行く湯量を見れば、贅沢だと実感せずには居られません。

混浴はダメという方には、もう一つ、完全男女別の新しい小浴場ができています。以前は月見の湯という男女別の露天だったのですが、男女別内湯小浴場になっていました。冬なので湯気が立ち込め写真が取れなかったので、内湯は旧館の写真を掲載しました。五十沢温泉ゆもとかんは地元では結構人気の宿で、温かい時期の週末には混雑を理由に日帰り入浴を断られる事も多いのです。その場合は、近くにある旧館で入れますので、場所を確認しておく事をおすすめします。

次ページで、ゆもとかんの食事をご紹介します。
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