ディーゼルの概念を変える「スカイアクティブD」
マツダにとって「希望の星」となる『CX-5』が発表された。最近のクルマには珍しく、ほぼ100%新設計。車体&サスペンションに始まり、エンジン、変速機まで『スカイアクティブ』という新世代になっている。カタログ見ると「スカイアクティブ****」という表記がズラリと並ぶ。デミオ、アクセラ、アテンザに次ぐ基軸車種として開発されたCX-5
果たしてどんなクルマなのか? 最大の目玉は『スカイアクティブD』と呼ばれる新世代のクリーンディーゼルだ。燃焼技術を徹底的に見直すことにより、高価な排気ガス浄化装置を3分の2に減らし、低コスト化。それでいてガソリンエンジンと同等の排気ガスのクリーン度を実現している。
ディーゼルと言えば黒い煙と異臭をイメージするだろうけれど、スカイアクティブDは黒煙皆無。ディーゼルに付きものの騒音は、走り出せば感じない。振動なんかガソリンエンジンより少ないほど。加えてパワフルなのでアクセル開ければグイグイ加速。従来のディーゼルとは違うモノだと考えたらいい。
SKYACTIV-G 2.0では、4-2-1排気システムを採用し、さらにエンジン効率を高めた