セックスレスは仲良し夫婦でも起きる!友達夫婦の特徴から原因を探る
友達のように仲良しの夫婦でも、セックスレスになる例が増加中
ひとつは夫婦仲がすでに「終わってしまっている」場合。「パートナーはただの同居人」「パートナーに何の魅力も感じない」「パートナーと一緒にいたくない」「他に好きな人ができた」などなど。
その「度合い」はさまざまですが、既に「パートナーに何の愛情も感じない=セックスなんてできない、したくない」というパターンです。
もうひとつは夫婦仲が良いにもかかわらずセックスレスの場合。「夫にその気がない」「妻にその気がない」「夫婦間にセックスの必要性を感じない」など、セックスを避ける、あるいはセックスに関心がないという事例にあたります。そして、セックスレスの改善の見込みがあるのはもちろん「夫婦仲が良い場合」ですし、同時に解決が難しいのも後者です。
夫婦仲が良いのにセックスレスになるのはなぜか? 特に「友達夫婦」と呼ばれるような仲良しカップルが、なぜセックスレスになってしまうのか? 今回は、友達夫婦の2大特徴をもとに、原因とその解消方法、効果的な誘い方について考えます。
友達夫婦の特徴1:パートナーはライバル?
お互いの意見やライフスタイル、自由な時間を尊重するあまり、セックスレスになる夫婦も
このようなカップルの場合、ややもすると夫婦の間が「仲間」、あるいは「ライバル」のようになっている場合があります。お互いの意見、自分のライフスタイル、自由な時間を尊重するあまり、なかなか相手との妥協点が見いだせない。
解決方法として「どちらかが折れて相手の希望通りにする」という方法ではなく、「お互が干渉しあわず、それぞれが独自のやり方で行う」のような道を選んでしまいがちとも言えるでしょう。
例えば、就寝時間もそれぞれバラバラで、「あ、もう12時すぎたよ。そろそろ寝ない?」と聞かれても、「私はもう少しこの本を読みたいからまだリビングにいるわ」「あ、そう。じゃあ、お休み」のように一緒にいる機会も減ってしまうことはありませんか?
そして、パートナーの方も相手の意思を尊重するタイプの男性ですと「そんなこと言わないで、いっしょに寝ようよ」などと相手にもうひと押しすることもなく、そのまま何事も無く終わってしまいます。せっかくどちらかが何か「誘い」をかけても、「自分中心」のままだとそこからの発展性がなく、それがライバル型カップルのセックスレスの原因と考えられます。
友達夫婦の特徴2:パートナーはお母さん?
自分の母親のような存在に性欲を感じないのは当たり前
「俺様亭主」の対極に位置する、優しくて気配りができ、自分の意見よりも女性の言うことを尊重してくれるタイプとも言えるでしょう。このような男性の場合、「君の好きなようにやっていいよ」とあっさりリーダーシップを譲ってくれるので、どうしても女性がリーダーシップを取りがちに。そうなると、夫婦関係が次第に「しっかり者の妻と甘えん坊の夫」のような図式になり、妻が夫の母親役になってしまうこともよく見かけます。
自分の母親のような存在に性欲を感じないのは当然で、セックスそのものに興味があったとしても、その対象が別の女性になってしまって浮気に走る、といった可能性もあります。
もちろん、「女性上位の方が家庭はうまく回る」ともよく言いますから、妻が家庭内の主導権を握るのは一概に悪いことだとはいえません。しかし、夫婦のセックスライフにおいては、女性が主導権を握るのは、なかなか難しいといえるでしょう。
と言いますのも、ほとんどの女性は「自分でセックスに誘う」より「誘われたい」と思っており、女性の方から誘うのは恥ずかしいこと、情けないこと、のように感じているからです。一方、男性の方も、「嫌よ嫌よも好きのうち」ではありませんが、恥じらったり、軽く拒否されて焦らされたり、といった女性のリアクションに一層燃え上がるといった「ハンター」の本性を持っています。
従って女性から「さあ、やりましょう」と堂々と迫られても、なかなか気持ちが盛り上がらない状況に陥りがちです。セックスは男性にとって、性欲という体の欲求を満たす場面であると同時に、「支配欲」「征服欲」といった心理的な欲求を満たせる場でもあります。それゆえに、女性上位のカップルでは男性の方が燃え上がりにくい状況に陥ってしまうのです。
友達夫婦のセックスレス、効果的な解消方法や誘い方は?
フェミニンな装いを試したり、髪や肌のお手入れをしてみたり、女性らしさを楽しんでみるのもよし
「ライバル関係」「お母さん役」を抜け出すためには、女性側がまず、「男性を立てる」「上手に甘える」「色っぽさを意識する」ということから始めてみましょう。「男性を立てる」というと「夫の言いなりになる」といったマイナスイメージを持つ方もいらっしゃるかもしれませんが、賢い妻のやり方は、男性に丸投げするのではありません。
途中の検討の主導権は女性がしっかり握り、ある程度の結論のイメージを固めるところまで導いておいて、最後の決定を「男性が決断したかのように思わせる」というのがコツです。
また、「上手に甘える」のも、自分でなんでも頑張ってしまう女性、頭の回転が速く、器用なデキル女性には特におすすめ。実際には自分でできることでも、少し残しておいて旦那様にお願いする。そして、してもらったことを褒めたり、感謝をしっかりアピールすることで、男性はどんどん女性のために「動いて」くれるようになります。
「能あるタカは爪を隠す」といいますが、常にフルパワーで、自分ひとりで解決せずに、旦那様が「活躍できる余地」を残しておくこと。これが男性を様々な面で「やる気」にさせるコツです。
最後は「色っぽさ」を意識しましょう。これはセックスアピールむんむんのお色気セクシーなキャラになれ、というわけではありません。たとえば、女優の天海祐希さんのようにサバサバしたキャラでも色っぽさを感じませんか? それはちょっとした仕草や身だしなみ、気配りなどから自然に立ち昇るもの……。
30代、40代には、20代にはない成熟した女性のフェロモンがあります。子育てモード、仕事モードを全開にせず、時には「女子な自分」を肯定して、それを楽しんでみましょう。普段のワードローブにないフェミニンな服や小物を試してみたり、メイクをしっかりしたりすることで、眠っている女性ホルモンを目覚めさせるのも、良い方法ですよ。
ちょと、「おんな度」が足りなかったなぁと気づいた方は、ぜひ、今日からこの3つを実行して、友達夫婦のハッピーな日常に、ぜひ、セクシーなベッドタイムを取り戻してくださいね。
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