引き出しが斜めに倒れて、調味料も取り出せるポケット収納-LIXIL
LIXILのポケット収納は、開く際に扉が20度かたむき、腰をあまり曲げずに自然な姿勢で出し入れができるようになっています。ちょっと指先を掛けるだけで開くので、調理中動きながら欲しい物がパッと取り出せます。またポケットが大きいので、キッチンツールだけでなく、サラダ油などよく使う調味料も入れられるようになっています。指先だけで軽々斜めに開く、らくパッと収納。扉が傾いて腰を曲げずに自然な姿勢で出し入れできる(LIXIL)
引き出しを開けると、自動的に飛び出すポケット収納-クリナップ
キッチンの引き出しは自然な動作領域の中にあるとは言え、ちょっと低い位置にあるので、出し入れに腰をかがめる必要があります。そこで生まれたのが、引出しを開けると自動的にポケットが上に持ち上がってくるクリナップのポケット収納です。立ったままの姿勢で手元まで中の物が飛び出してくるので、包丁やラップなどが腰を曲げずにパッと手に取れます。引き出しを上げると手の届く範囲までアップしてくる、うきうきポケット収納。姿勢を変えずに立ったまま出し入れできる(クリナップ)
シンク前に小物ポケット、扉裏のフックでフライパンも収納-TOTO
TOTOのポケット収納は、シンク前のパネル部分を活用、ピーラーやキッチンばさみなどの小物がすぐ手元で出し入れできます。まな板や包丁はその下の引き出しの扉の内側に。またコンロ下の引き出しには、フライパンを立てて収納できるフックがあるので、フライパンがスッキリ片付きます。シンク前のパネル部の小さなポケット収納は、ピーラーやキッチンばさみなどの小物の出し入れがしやすい作りに(TOTO)
ポケット収納に何を入れる?使用頻度が高いモノをリストアップして
ポケット収納は上から覗きやすく、シンクの前に立ったまま手が届くので、料理中の無駄が動きが減り、家事が手早く進むようになります。ただしここに何を収納したいかは、炊事の手順によって異なりますので、リフォーム前に、まずは自分の家事スタイルを見直してみましょう。キーワードは省動作です。家事の連携がしやすいよう、使用ツールのリストを作成していくと、自分のスタイルにあったポケット収納が見つかります。上手に計画して、断然家事ラクなキッチンを目指しましょう。
さて炊事の悩みの第1位と言えば、後片付け……ではなく、毎日メニューを考えること。そこで献立を立てやすくする食品庫・パントリーの作り方を下記でご紹介しましたのであわせてご覧下さい。
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