手に馴染む道具としての「木の文房具」
文房具は手で使う道具だけに、持ち心地が結構重要です。だから、多くの文房具は、そのボディのシェイプに気を遣います。手に馴染む道具は、それだけで使いやすい。magnoの「木の文房具」は、そんな文房具の素材に木を用いる事で、消耗品になりがちな文房具を、長く、大切に扱える道具に仕立てました。しかも、各文房具の場所によってジャワ黒檀、マホガニー、パインと木を使い分けたデザインは、ノスタルジックなムードと現代的なデザインセンスを上手く融合して、サイバーなムードのデスクにも、昔ながらの文机にも似合います。よく磨かれた木の肌の仕上げも見事。まるで調度品のような手触りも堪能していただきたい。
手に持って使うからこそこだわっている細部
カッターナイフ、レターオープナー、ステープラーは、しっかりと手に握って使う道具です。それだけに、特にこの3アイテムに関して、「木の文房具」はボディのシェイプにこだわって作っているように感じます。カッターナイフは通常のカッターと同じようなフォルムながら、角が丁寧に落とされています。とは言え、丸くなっているわけではなく、ピタリと手に寄り添う、そんな感触です。アーチ型に膨らんだ刃を出し入れするためのレバーも力を入れやすい形状。刃を折る溝も付いているのが嬉しいです。magno「レターオープナー」1155円
テープディスペンサーは小型ですが、これも手に持って使ってみると、しっかり使える構造にです。テープをカットする刃が上を向いているので、思った通りの長さでカットできるのが魅力。テープに入れる芯まで木製というこだわり。テープの出し入れは、斜めに彫られたラインに差し込むだけという簡単さにも注目です。マスキングテープなどを入れておくのも似合うかもしれません。
ガイド納富の「こだわりチェック」
こちらの「木の文房具」は、単品でも買えますが、カッターナイフ、レターオープナー、テープディスペンサー、ステープラーの4点セット(5880円)と、レターオープナー、テープディスペンサー、ステープラーの三つに、単品では売られていないデスクトップオーガナイザー的なスタンド(というかペン立てとカード挿しが一体化したもの)が付いたセット(6930円)があります。実は、このスタンドが優れもので、机の端に置いて、普段使うペン二本(ガイド納富なら黒のジェットストリームと赤のフリクションボール)と、未整理の名刺や案内状、メモ用紙などを立てておくと、とても重宝する上に、机の上のアクセントにもなります。
木製なので、当然プラスチック製とは違います。そのため、使い終わった後は、キレイな布で拭くとか、時々、パインオイルなどを垂らして磨くなどのちょっとしたお手入れが必要です。しかし、それだけの手間で、この美しさと触り心地がキープできて、見た感じはさらに良くなっていくのです。そういった手間も、良いものを使っているという実感が湧くかもしれません。
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