男のこだわりグッズ/モノを持ち運ぶ・整理

長いライター生活の中で考えたプロ用取材ツール

取材などで使うノートと筆記具をシンプルに持ち歩きたい、という動機から生まれたミニマムなノートケース。ガイド納富がプロのライターとしての経験と、モノの見巧者としてのグッズへの愛で考案した、プロのライターや編集者に向けた、立ったままでの筆記にも対応したツールです。

納富 廉邦

執筆者:納富 廉邦

男のこだわりグッズガイド

ノートと筆記具を一緒に持ち歩くミニマムな道具が欲しい

ノートケース01

スーパークラシック「Note Me」。ThinkingPowerNotebookネイチャー1冊付属。8800円

ガイド納富は、もう随分長い事ライターを生業にしています。もう何十年もやっているので、数えきれないくらい取材にも行っているのですが、その時にいつも持っていくのは、筆記具、ノート、レコーダー(昔はカセット、それからMDになって、今はPCMレコーダーです)、取材先への地図、取材のためのメモをまとめてプリントアウトしたもの、名刺入れです。これは、もう長い間変わりません。名刺入れはカバンに入れます。レコーダーもそのままカバンに放り込めばOK。地図や資料はクリアファイルなどに入れます。

問題なのは、ノートと筆記具。意外な事に、ノートと筆記具をまとめて持ち歩く手段がありません。取材時には、あまりノートを広げるスペースがなく、それで、メモ帳や手帳を使う方も多いのですが、やはりある程度は筆記スペースがキープされないと、話の流れをメモすることが難しく、キーワードの羅列になりがちです。そうなると、原稿作成時に話題の流れが読めず、間違った流れの中で、相手の言葉を引用するといったミスも出やすくなってしまいます。そこで、ガイド納富はなるべく広い筆記スペースを確保しつつ場所を取らない、という条件から、色んな試行錯誤を経て、A5横のノートに落ち着いています。

そのノートと筆記具は、出来れば一緒に取り出せる事がベストです。一緒に使うのだから当たり前だし、取材は机がない事も多いので、ノートと筆記具を並べて置く事もできない場合があります。さらに、一緒になっていれば、どちらかを忘れるという事もありません。ところが、筆記具が収納できるノートカバーは、ノート以外の要素が多過ぎて、重くなるし、素早く書く、素早く片づける、といった動作が出来ないものばかりです。もっとも、それは、ノートや筆記具を保護するためのカバーですから、ガイド納富の無い物ねだりだったのですが。


前置きがだいぶ長くなりましたが、「Note Me」をご紹介しましょう。
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