日常のメモツールとしておすすめ!「ジョッター」の使い方とは?

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ペーパリー「カミテリア メモッタラプラス」1800円(税別) 情報カード50枚付き。

メモは持ち歩きたいのだけど、メモ帳をうまく使いこなせなくて困っていました。いわゆるリングメモは、散逸しにくく、立って書きやすく、何かと便利なのですが、一般に出回っているシャツのポケットに入るサイズのものは、あまり字がキレイでない上に、メモは殴り書きすることが多いので、後で読みにくかったり、1ページに多くの文字が書けずに、分かりにくいメモになってしまったりしました。
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カラーバリエーションは、写真の黒、赤、白、紺の4色。

ロディア(ROHDIA)のようなブロックメモは、大きさが豊富に選べて良いのですが、切ったメモを保管するのにケースが必要で、そのケースを開く手間が何となく面倒で、仕事でならともかく日常的には使わなくなってしまいました。もっとも、ブロックメモは仕事場では机の上に常備して活用していますが。ともあれ、メモはすばやく書けて、書いた後のスキャンやスクラップといった活用がスムーズにできるものが望ましいと思っています(ガイド納富の仕事や生活の中ではですが)。その意味では、いわゆる「ジョッター」と呼ばれるツールが使いやすいのですが、1枚のカードにメモを取ることに特化したツールである「ジョッター」は、大量のメモには向いていません。
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ペーパリー「カミテリア メモッタラ」1100円。色は写真の黒の他、紺、赤の3色。他に、表紙に模様が付いたシロ、ミズ、ピンク(各900円・税別)もある。

と言っても、ペーパリーの「カミテリア メモッタラ」という紙製のジョッターは気軽に使える上に、数枚のカードは収納しておける構造だったので、カバンの中に必ず入れて持ち歩いていました。その日の行動予定などを書いてポケットに入れたりもしていました。友人のシンガーソングライターに、この「メモッタラ」をプレゼントしたところ、すぐにライブのセットリストを書いて譜面台に置いたり、電車の中で作詞したりと活用して下さいました。ガイド納富も、展示会でちょっとした質問をする時などのメモや、町中で気が付いたことを書いておくといった形で活用して、なくてはならないアイテムになっていました。

情報カードを収納するケースにジョッター機能を合体

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「メモッタラプラス」を開くと、片側がジョッター、もう片側がカードケースという構造になっている。

その「メモッタラ」にカードケースを付けた「メモッタラプラス」は、厳密に言えばもうジョッターとは呼べない製品かもしれません。どちらかというとカードケースにジョッター的な機能が付いたものです。しかし、その使い心地自体は、メモ帳ではなく、明らかにジョッターと呼べるものです。しっかりした土台に紙を一枚セットしてあるからこその、立った状態での書きやすさ、カード一枚に一情報を記録するスタイルが生まれます。それは、「メモッタラ」も「メモッタラプラス」も同じなのです。むしろ、メモをする面が開いた状態をゴムバンドで固定できる分、「メモッタラ」よりも書きやすいくらいです。
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カードは3×5情報カードと同じ大きさ。専用カードは5mm方眼のベーシックが100枚350円(税別)、縦横にインデックス用のタブが付いたインデックスが50枚500円(税別)で発売されている。

カードは3×5情報カードと呼ばれるカードと同じサイズなので、情報カードを使ってメモを整理している方なら、スムーズにメモ環境を移行できると思います。そうでなくても、縦3インチ、横5インチ、つまり75mm×125mmのカードの大きさは、メモ帳というには少し大きく、ノートというには小さく、1つのネタを1枚で管理するのに丁度良い大きさ。そのカードを何と50枚収納できるポケットがジョッターと一体になって、ほぼモレスキンのポケットノートのサイズに収まっています。

ボールペンもセットできるジョッターの持ち歩きやすさ

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カードケース部分を下に回せば、普通のジョッターのように使用できる。カードがセットされているからメモ帳より書きやすいのだ。

表紙を開くと、そこに紙が一枚セットされています。そこにメモを取って、終わったら、どこか落ち着いた場所でカードケースに紙を戻し、またケースから新しい紙を取り出してセットします。これで、常に固定されて動かないのでとても書きやすいメモ環境が、常に待機してくれるわけです。また、カードケース部分とジョッター部分を繋ぐ背の部分とカードケース部分に隙間があり、そこに丁度ボールペンが一本挿せます。ガイド納富は三菱鉛筆の「ユニボール・シグノ RT1」の0.5mm、ブルーブラックを挿しています。クリップの上端とノック部先端までの長さが短いため、挿した時に頭が飛び出さず、とても収まりがよいのです。
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ガイド納富は、こんな風に三菱鉛筆の「ユニボール・シグノ RT1」の0.5mm、ブルーブラックを挿して持ち歩いている。

この状態で、ガイド納富は毎日、「メモッタラプラス」を持ち歩いています。カードケース部分には、名刺も数枚入れています。こうしておけば、最悪、このセットだけでも取材が行えるわけです。もちろん、メモ帳とペンとか、ノートとペンのセットでも良いし、実際、仕事の時はノートとペンを持っていくのですが(その際は、ガイド納富がデザインしプロデュースしたミニマムな取材セット「Note Me」を持っていきます。これも、ある意味ジョッター的なアイディアから生まれた製品です)、さっとメモを取りたい、さっき書いたメモをちょっと見返したい、といった用途には、メモッタラプラスくらいのサイズと手軽さが丁度良いのです。

ガイド納富の「こだわりチェック」

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メモッタラプラスの専用カードは厚みがあって万年筆での利用にも向いている。

ジョッターは便利なのですが、紙を一枚ずつセットしなければならないといった面倒さや、ジョッター自体が革製品が多く手軽に買えない価格ということもあり、さらには日本のメモ帳がとても良くできているせいか、日本では中々定着しません。ただ「メモッタラプラス」なら、紙を大量に持ち歩く訳ですから、普通のメモ帳に近い感覚で使えるのではないでしょうか。むしろ、メモ帳を捲る必要が無く、スキャンなどの二次利用がしやすいメモッタラプラスの方が、機能的にも合うケースは多いと思うのです。現に、ガイド納富は、今や外でのメモ環境は完全にメモッタラプラスに一本化されています。
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ぺーパリー「メモテリア」。写真は、「sara/sara(小)」と「deco/boco(小)」(各400円・税別)。

実は、同じくぺーパリーの製品に「メモテリア」という、ちょっと変わったメモパッドがあって、ガイド納富は最近、机の上のメモ帳として、その「メモテリア」を使っています。このメモ帳自体も、紙の質感や書き心地の違いを楽しむメモ帳という変わったコンセプトの製品で、「サラサラ」とか「デコボコ」といった種類に分かれています。例えばサラサラした書き味が好きなら「sara/sara」という製品を買えば良いのですが、その中にはサラサラした書き味が楽しめる5種類の紙が入っているのです。そして、その紙の大きさが3×5情報カードサイズ。そう、そのままメモッタラプラスに使えるのです。家で書いたメモを、メモッタラプラスに入れて持ち出すといったことも可能になります。

メモッタラプラスは紙製ですから、安価に買えて、持ち歩くのも軽く、構えずに使えるのも気に入っています。カラーバリエーションもあるので、用途毎に分けても良いかも知れません。ジョッターは元々、博物学者がフィールドワークのために使っていたツールだそうですし、調査研究にも向いているのです。日常のメモなんて、身の回りや仕事廻りの調査研究のようなもの。そこにジョッターとカードケースとペンをまとめて持ち歩けるのですから、それはメモ環境も充実するというものです。

<関連リンク>
メモッタラプラスは旅屋で購入できます
メモッタラやメモテリアの情報はカミテリアのホームページから
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