第20回テーブルウェアフェスティバル2012
最新レポート
一番関心があったのは、毎年2千点以上の応募があるという「テーブルウェア大賞～優しい食空間コンテスト～」で、見応えのあるテーブルコーディネートが選定された。入選作品の中には優れたコーディネートも見られるが、選外作品の中にも面白いものが数点あった。昨年数多くの賞を獲得し、優れたコーディネートの実力を発揮した韓国からの出展が、今年は2点だけしかなく残念だった。
20年を経過して、最初の頃の豪華絢爛たる洋風コーディネートばかりでなく、和をキーワードとした日本人のアイデンティティを考えるコーディネートが増えてきたことは非常に喜ばしいことだが、そろそろ韓国ばかりでなく、中国やベトナムなどアジア各国の地域の食空間をコーディネートした出展が期待される時期を迎えているように思う。
■大賞
「夫の新たな挑戦」 鈴木恵子（東京都）
■最優秀賞・東京都知事賞
「My second stage～ナミーズキッチンへようこそ～」 水谷奈美江（愛知県）
■優秀賞
「自産自消へ新しい一歩」 長尾恭子（東京都）
■優秀賞
「熱い心をテーブルに描いて」 村岡千代（山口県）
■優秀賞
「笑顔を願って～希望への一歩を～」 山田里奈（東京都）
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