パソコンソフト/ワープロソフト

一太郎2012 承&ATOK2012レビュー

ジャストシステムから「一太郎2012 承」がリリースされました。前バージョンの「一太郎2011 創」で大きく生まれ変わった一太郎ですが、今度の一太郎はどう変わったのでしょうか。日本語入力システムのATOK 2012とともに、新機能・強化機能を中心にご紹介しましょう。

井上 健語

執筆者:井上 健語

ワード(Word)の使い方ガイド

新しい一太郎シリーズの二代目 「一太郎2012 承」登場

2012年2月10日、新しい一太郎がリリースされました。名前は「一太郎2012 承」。「承」は「受け継ぐ」という意味なので、前バージョンのよさを受け継いでさらに進化したという意味が込められているのでしょう。

実際に、一太郎シリーズは前バージョンの「一太郎2011 創」で大きく変化しました。画面デザインがガラリと変わり、使いやすさや親しみやすさ、日本的な雰囲気を前面に押し出してきたのです。ライバルとなるマイクロソフト社のワードが、どちらかといえばビジネス一辺倒の製品なので、ワードとはちがう方向に歩み始めたと言えるでしょう。

「一太郎2012 承」は、その二代目となる製品です。画面デザインは「一太郎2011 創」から大きく変わっていませんが、いくつかの機能強化、フォントの充実、日本語入力システム ATOKの強化などが行われ、さらに魅力的なワープロに仕上がっています。

往年の一太郎ユーザーはもちろん、ワードしか知らない若いパソコンユーザーの皆さんにもぜひ触れてほしいワープロです。ここでは、新機能・強化された機能を紹介していきましょう。

一太郎2011 創

 

上が「一太郎2011 創」、下が「一太郎2012 承」。「一太郎2011 創」のコンセプトを受け継いで、さらに使いやすくなったのが「一太郎2012 承」。見た目はほとんど変わりません

上が「一太郎2011 創」、下が「一太郎2012 承」。「一太郎2011 創」のコンセプトを受け継いで、さらに使いやすくなったのが「一太郎2012 承」。見た目はほとんど変わっていません


強化されたツールパレット

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