彼氏が自分の理想と違う?
彼が理想と違ったら、どうする?
あなたは彼のこと、本当に好きなのでしょうか?
今回は、彼を変えたくなったときに大切なことを紹介します。
<目次>
自分の彼氏理想像にとらわれていない?
私のブログの恋愛お悩み相談には、「彼が理想通りに変わってくれない!」という内容が結構来ます。例えば、Tさんの彼は職人気質な男性で、口下手です。彼女は、彼にもっと社交的になって欲しいと思っています。
Tさんは、自分の両親のような暖かい家庭を作るのが夢です。だから今後、彼との結婚を進めてもいいのか、迷っているようでした。
同じような悩みを持っている人、結構いるのではないでしょうか?
Tさんは、彼を社交的な人に変えようと一生懸命でした。でも、人をそう簡単に変えられるものでしょうか?
そもそも相手の性格まで変えたいと思うのは、彼のことを好きと言えるのでしょうか?
若いときは、自分の理想の枠に相手を入れがちなものです。でも本当に相手を愛するというのは、自分の理想に相手を変えることではありません。
もちろんマナーや人に迷惑をかけることなどは、教育をしてもいいと思いますが、職人気質な彼に、社交的になれというのは、「別の人になって」と言っているようなもの。ましてや相手も変わりたいと思ってないのに、自分の理想を押し付けて相手を別人にしようと思っているのなら、そのうち、彼も不満を爆発させるでしょう。
それは愛ではありません!相手を自分の都合の良い人にしたいだけの“自己愛”です。
人それぞれに、理想の結婚の形はあると思います。でも結局、結婚は、自分と相手の2人で作っていくもの。それによって形は変わるものです。
相手や自分の性格によっても変わるし、お互いの職業や環境、周りにいる人たちにも影響されるでしょう。
それを“相手ありき”ではなく、自分の“理想の結婚ありき”だったら、誰と結婚したって思い通りにはいかないものです。
人は思い通りにいかないと、イライラしてしまいます。でもそれが2人の関係を壊してしまうこともあります。
だったら、理想にとらわれすぎずに、「彼とだったら、どんな素敵な関係が作れるのか?」と思考を変えた方が、もっと建設的な関係になるのではないでしょうか?
もし彼のことを本当に好きなら、理想よりも、“彼と作る関係”を大切にしましょう。
素だった環境も影響する?親離れも大切
自分が育った家庭を理想にするのは素敵なこと。でも自分は自分ならではの家庭を作りましょう。
でも、よく考えてみてください。それは、自分のお父さんとお母さんだから作れた形です。それをコピーしようと思ったところで、“人が違う”のだから、難しいでしょう。
また夫婦というのは、子供には分からない問題をそれぞれ抱えているものです。そこまできちんと理解しているのか、またもし自分だったら、そういった問題を受け止める強さがあるのかも、よく考えましょう。
現代は30代でも独身が多いです。その原因に、親の世代(50~60代)と比べて、結婚の環境が随分変わってしまったからというのもあると思います。
親の世代のように、夫は働き、妻は家を守るといった家庭像が頭にインプットされていると、現実とギャップを感じ、結婚まで踏み込めなくなってしまいます。
例えば、男性は、今の経済不況の影響もあり、「家族を守れる自信がない」と悩みがちですし、女性は「私は家庭を守りたいのに、頼りがいのある男性がいない」と嘆きがちです。
でも、「結婚はこうあるべき!」という理想にとらわれると、本当は縁がある相手なのに、「なんか違う!」と思って、大切な関係を壊してしまうことがあります。それはもったいないことです。
だから、現代の環境でもうまくいくように、インプットされている家庭像に固執しないで、もっと“柔らか頭”になる必要があります。
誰もが、自分が育った家庭環境には、影響を受けるものです。それは仕方がありません。
でもだからこそ、影響を受けていることを理解し、凝り固まった価値観から抜け出さなくては、幸せを手に入れることができません。
ご両親の夫婦の形を理想にするのは素敵なこと。でも自分は自分のパートナーとだからこそ作れる家庭を大切にしましょう。
自分が変われば、幸せを見つけられる
“彼が変わらなくても、幸せになれる自分”に変わりましょ!
理想の結婚にとらわれ、しかもそれが相手を変えることでしか実現できないのであれば、歯がゆい思いばかりが募るものです。
でもそれは、理想の結婚をするために、「自分は変わらないけど、相手は変えたい」ということ。まさに自分勝手な願望です。
それならいっそうのこと、“彼が変わらなくても、幸せになれる自分”に変わった方が現実的ではないでしょうか?
ここに、自分が変わることで、運命が好転した人もいます。
Kさんは、先ほどのTさんと同じように、口下手な彼へ不満がありました。
でも、時がたつにつれて、「彼は口数が少ないけど、私は、そんな彼の誠実なところが好きなんだ。人付き合いが苦手でも、わたしがカバーすればいい。彼は彼なんだ」と思うようになったそうです。すると、気持ちが楽になり、彼のことがもっと愛おしくなったそうです。
結局、自分が変われば、そこから幸せを見つけることもできるんです。
「彼を変えたい!」と思ったときは、そんな風に彼を変えることでしか、状況を改善できない自分の“弱さ”と向き合うことも大切です。相手に依存しすぎていないか、もう一度考えてみましょう。
大切な彼との関係を壊さないためにも、まずは自分が変わることを心がけましょうね!
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