現金で買うことの幸せ
現金で買ってローンがなければ、もはや住宅ローンに汲々することもありません。地価や金利の動向を気にする必要もありません。
これは精神的にかなり気楽です。住宅ローンのおかげで人生が制約されることなく、趣味でも旅行でも、自由にお金を使う余裕が生まれます。
売るときは二束三文でも、そもそも家賃を払い続けるよりも安い値段で買っていますから、気になりません。
既に空き住居は全国800万戸。さらに人口が減少し、景気が低迷し、持ち家志向が減退していけば、住宅はもっと大量に余るようになります。すると、こうした古い激安物件は、今後もたくさん出てきます。
不透明な時代、より真剣にお金の使い方を考える必要がある時代には、家も消耗品として使い捨てるのもアリではないでしょうか。