テクノポップ/アーティストインタヴュー

ライヴ活動休止を発表したJaccaPoPクロニクル(3ページ目)

2月5日の大阪、2月24日の東京でのワンマンでライヴ活動休止を発表したJaccaPoPの二人、MIRUさん、SUNさんに登場頂きます。活動開始から今回の休止に至るJaccaPoPのあゆみを網羅すべく、お話を伺いました。甘くて切ないJaccaPoP。

四方 宏明

執筆者:四方 宏明

テクノポップガイド

音no科GA9式

ガイド:
otonokagakushiki

音の科GA9式

正式なデビュー・アルバムは2009年9月に発表された『Parsley』ですが、その土台となった『音no科GA9式』という7曲入りのライヴ会場で販売されたCDを友達に教えてもらって、JaccaPoPの事を知りました。「 音no化GA9式」という曲も両方のアルバムに収録されていますが、最初の方(ライヴ会場CD)がより実験的ですね。
 
MIRU:

えっ『音no科GA9式』をご存知なのですか!?嬉しい!

SUN:
そんなにも初期の段階からJaccaPoPをチェックしていただいて、光栄です!

Parsley

MIRU:
parsley

Parsley

そうですね~、今考えるとあのアルバムが骨の部分みたいな感じです。そこに肉付けして血を通わしたのが『Parsley』のような気がします。デビュー前の作品は結構実験的なモノが多かったです。実験的というよりはもう「実験」でした(笑)。

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ガイド:
『Parsley』は、とっても好きなアルバムです。キャッチーでメロディアスなポップをやる人たちは結構いますが、JaccaPoPは音に遊び心があって、ちょっと切ない。僕は食べ物を題材にした曲に何故か惹かれるのですが、「チェルシー」もそんな曲のひとつです。ライヴ会場でもチェルシーをバラまいていましたね(笑)。
 
MIRU:
ばらまいてましたね~、もう最後には箱ごと投げたりしてました。お菓子がとにかく大好きなんです。朝起きたらまずお菓子食べます。

SUN:
好きすぎて曲名にまでしちゃってるくらいだからね。今考えるとあのお菓子が骨の部分みたいな感じ??

MIRU:
そこに肉付けして血を通わしたのが「あたし」のような気がします。

SUN:
今日はやけにノリがいいね~!
 
ガイド:
「Search Lighter」はライヴでの定番曲ですね。MIRUさんのちょっと舌足らずの甘いヴォーカルにうっとりします(笑)。MIRUさんはもともとこういう歌い方をしていたんですか?

MIRU:
小さい頃から舌が短くて、カ行とタ行が苦手なんです。だから歌い方も自然と舌足らずな感じになってしまうのです。「キツツキ」だけは歌詞に入れないようにしています。
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