マネープラン/ゼロからはじめるマネープランの考え方

年代ごとに違うマネープランとは(3ページ目)

マネープランには、年代ごとにそれぞれ特徴があります。総務省家計調査のデータを参考に、年代ごとの家計の特徴を見ていきましょう。

氏家 祥美

執筆者:氏家 祥美

女性のためのお金入門ガイド

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60代からは教育費負担が減少

子どもが巣立ち再びふたりになります

子どもが巣立ち再びふたりになります

60代以上の特徴は、第一に教育費負担が大きく減ることがあげられます。多くの家庭では子どもが一人立ちをして、世帯の人数も減少しています。

50代以前と比べて多くなる支出は保険医療費と交通費。子育てから手が離れ、仕事からも手が離れた60代は、ゆったりとした時間を手に入れて旅行を楽しむことができる世代です。

ただし、これは経済的にゆとりがある場合に限ります。仮に60歳で定年退職を迎えて、65歳で年金の受け取りが始まるまで収入がストップする家庭では、この5年間で老後のキャッシュフローが急激に悪化するからです。
60代以降は年金生活で暮らしの規模が縮小

60代以降は年金生活で暮らしの規模が縮小

70代に入ると家計の規模が縮小

70代に入ると、就職後も実家暮らしをしていた子どもたちが結婚等で家を離れるようになり、さらに世帯人数が減少していきます。60代の時に比べると働いて収入を得る人が減って年金だけの収入になる人が増えるため、収入も減少します。

老後の年金収入は、現役時代に加入する年金の種類や、現役時代の収入によってずいぶんと差が出ます。豊かな老後を送るためにも、若いうちから自分の加入する年金にも興味を持って、老後資金作りに役立てておくと安心です。

マネープランの柱は住宅・教育・老後資金 >>>>>

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