年末年始、緩みがちなお財布でもしっかり貯金！(2ページ目)

師走は忙しい…「ご褒美」頻発シーズンです

年末年始で「浪費」とも思える支出で一番気になり、増えがちなのが「自分へのご褒美」と称した出費。私も貯金プログラムなどで「頑張った自分へのご褒美」を推奨していますが、この年末年始という時期はそのご褒美が“あだ”となりやすい時期。なぜかというと、「クリスマスだから、自分へのご褒美」「年末だし、1年頑張った自分へご褒美」「年も明けたし、今年1年頑張る自分へご褒美の先渡し」など、様々な理由をつけてご褒美が登場しがちなのです。
でも、ちょっと我に返って考えてみましょう。貯金しようと思っているのに、そんなにたくさん、頻回にご褒美が登場して疑問がないか？ご褒美と言っているけれど、投資に見せかけた「浪費」になっていないか？
もともと「ご褒美」も、頑張った自分のために計画的に支払う「投資」としての支出です。
無計画に支払う衝動買いのようなものは、もはや浪費と分類してもいいですね。

年末だって必要な出費・不要な出費はいつもと変わらず意識！

支出コントロールが難しくなる年末年始。忙しさや楽しげなムードは「楽しむ」程度にとどめ、支出が本当に必要なのか、支払わなくてもよいものなのかは、しっかりと見極めていくことが大切です。
本当は、何も気にせずお金を支払い、年末年始のイベントを満喫できる状況だとよいのでしょうが、今のご時世それでは身が破滅してしまいそうです。そうであれば、お金を使わないように工夫しながら過ごし、来年のやりくりに影響でないようにしていきたいですね。
もし、年末年始のバーゲンくらい、衝動買いしたい！ということであれば、衝動買い用の予算を組むといいですね。そうすると、やりくりに影響を出さず、気兼ねなく衝動買いできますよ。