失敗談3:都心で通勤にも便利。でも、暮らしにくい……
通勤に便利な場所でも、住むのには不便なことも。周辺環境もきちんと確認しましょう
都心というとそれだけで便利なイメージを持つ人もいるようですが、暮らす上では決して便利な街だけではありません。住宅街、オフィス街、繁華街など、地域や駅によって、それぞれ特色があり、オフィス街ではスーパーなどの日用品が買える場所が少なかったり、繁華街では深夜まで人気が多く治安が悪かったりすることもあります。
土地勘がない場合、今まで耳にしたことのある地名を頼りに部屋探しをしてしまいがちですが、そういった場所は繁華街やオフィス街であることも多いです。住みやすい地域とは異なることがあるので、注意しましょう。
駅や地域の様子は自治体や商店街のホームページや、Googleマップなどで下調べをするのがおすすめです。特にGoogleマップでは、地図上で店舗の位置が調べられたり、ストリートビューで写真から街の雰囲気などを感じられます。
また、女性の場合は特に、できるだけ安全なところに暮らしたいという考えることでしょう。警視庁管轄内においては犯罪発生マップを見ると、治安のよい地域を調べる参考になります。
失敗談4:通勤電車でクタクタ。こんな毎日耐えられない!
少し遠回りになっても、混雑度の低い電車が使える地域に住んだ方が日々の体力や精神力をすり減らさずに済むことも
地方から東京へ出てきた友人から「もう乗れないと電車に、10人以上入っていったからビックリした。私はそこから5本乗り過ごして、ようやく乗れた」と聞いたことがあります。それくらい朝のラッシュ時の電車はすごい。これだけで疲労困憊してしまう人がいるというのもよくわかります。
それでなくても新しい環境でストレスもたまりがちなら、通勤・通学くらいはラクにしたいもの。部屋を探すときには電車の混雑度なども考慮しておくと安心です。『終電、混雑度……通勤がラクな沿線は?』では、首都圏の主要鉄道の具体的なデータが紹介されていますので、参考にしてみてください。