着物を着た時のバッグと草履はどう選ぶ?

洋服でも和服でも、着こなしのポイントとして上手く使えば、コーディネートの完成度が増す小物。でも着物の場合その選び方が分からないという人も多いはず。そこで今回は、着物を着る時のバッグと草履はどう選べばベストなのかを考えてみます。


着物には和装用バッグでなければいけない?

着物に合うバッグ

バッグ選びはもっと自由な感覚で

和装の場合は「和装用バッグ」でなければと思い込んでいる人も多くいるようです。もちろん、和装用のバッグがいけないというわけではありませんが、小さくてあまりモノが入らなかったりしてどちらかと言えば実用的でなく、結局使う機会もなくタンスの肥やしにしてしまった……という人も少なくないはずです。

結論から言うと、着物に合わせるバッグは和装用のものでなければいけないことはありません。むしろ洋服との兼用ができるものを選ぶなど、もっと自由にバッグを選んでみることが、より個性の出し方の幅を広げ、着こなしに差をつけることに繋がるはずです。逆に言えば、和装の場合はより広い範囲から選んでいけるということでもあるのです。


バッグを選ぶ際のポイント

なんでもありとはいえ、着物は袖に振りがあるなど洋服と違った特徴がある衣服。それに合わせて選ぶということは、最低限必要です。

■手の長さが長すぎない
肩に掛けるタイプのショルダーバッグは着物の袖の振りがあるため使うのに無理がありますし、肩に掛けるとどうしても衿元が崩れやすいので、避けた方が正解です。着物を着ている時は手に持つ、手に掛けるということを考えると、持ち手が短めのものの方が使いやすく、便利です。ただし、小さいポシェット型のものは衿元がくずれない程度のものならばOK。


■縦長よりも横長のものを選ぶ
着物は裾まで長さがあるので、ポイントとして使うという観点で見ると横長の方がバランスが良く見え、合わせやすいでしょう。


■カジュアルすぎない
好みの問題とはいえ、やはりハードすぎるモノ、スポーティーすぎるものは避けた方が正解です。例えば、背中に背負うバックパック型のようなものなどは、着物を着ている場合は扱いにくいためNGです。


もっとバッグを自由に選ぼう

着物に合わせるバッグを選ぶ際には、和装用、洋装用という観点で選ぶのではなく、すべてをひっくるめて形、大きさ、素材(格)で選ぶのが正解です。「和装用バッグでなければ」の概念を外せば、お気に入りのブランドバックの中からでも、着物に合うバッグはいくらでも見つかるでしょう。着物姿に差を付けたい人は特に、この点を覚えておいて損はないのではないでしょうか。

さて今度は、小物のもう一つの代表草履。草履を選ぶ際にも、バッグとはまた違った観点からのアプローチが必要です。