食べ方が汚い
「はい、あーん」もTPOをわきまえないと、「恥ずかしい」に……。
「美人なのに口いっぱい頬張って中が見えてるわ、クチャラー(咀嚼音を出す人のこと)だわで、一気に幻滅した」「豪快に食べるのは見ていて気持ちがいいけど、TPOはわきまえてほしい」「小食で残すのは仕方ないにせよ、皿の上がぐちゃぐちゃ。作った人への敬意が感じられない」「好き嫌いが多くて、大皿から自分の好きなものだけを取る。しかもこっちが美味しく食べているものを、マズいと言いながら文句ばかり」
マナー以前の問題で、相手を不愉快にさせてしまうような食べ方をしていませんか? 人は嫌いな食べ物を説明するとき、独創性にあふれた言葉でいかにもマズそうに表現してしまうもの。目の前でそれを美味しく食べている人の食欲をそぐようなことをしてはいけません。
左手の行方
食事中に左手の行方が気になる人も多いようです。「食事中、ずっと左手が出ていなかった」「ヒジついてダルそうに食べると、何を食べても美味しそうに見えない」「本人は無意識かもしれないけど、魚をほぐしながら左手を使っていた」
ただし、これは和食のマナー。アメリカやインドなど、地域と文化によっては左手をテーブルの上に上げることがマナー違反になることもあるので、帰国子女や外国人とのデートでいきなり「マナー違反!」と目くじらを立てるのは考えものです。