節電リフォームのポイントをご紹介します。家庭での省エネ、節電は 「我慢して暮らす」 ことになりがちですが、我慢は短期間だから頑張れるもの。この先もずっと長く続けていくために、快適に暮らしながら節電できるリフォームをしましょう。

節電リフォーム
家庭での消費電力はエアコンがだんとつ

まずは家庭での消費電力の割合を見てみましょう。夏と冬とではだいぶ違いますが、両方共にエアコンが占める割合がだんとつの1位です。夏を涼しく、冬を暖かく過ごすために、多くの電気が使われていることがわかります。

夏の電力消費ピークは14時頃に跳ね上がるが、冬の電力ピークは夕方以降だらだらと続く(数値データは経済産業省、資源エネルギー庁による家庭の節電対策メニューより)

夏の電力消費ピークは14時頃に跳ね上がるが、冬の電力ピークは夕方以降だらだらと続く(数値データは経済産業省、資源エネルギー庁による家庭の節電対策メニューより)


住まいの暑さ寒さ、エアコンの設定温度や点ける頻度は、家の断熱性能に大きく左右されています。断熱とは家の中の温度が外気の影響を受けにくいよう対策することです。夏にエアコンを点けても暑い、冬に暖房しても寒いと言うのも断熱不足が原因です。

いくら高性能なエアコンを取り付けても、断熱性能が低いままの家では快適にならないだけでなく、エネルギーの垂れ流しになりかねません。節電な暮らしにするために、まずは家の断熱性能の見直しをしましょう。断熱性能を上げるリフォームには手軽な方法もあります。

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古い家と新しい家はこれだけ違う!あなたの家の省エネ度は?

では築年数で、我が家の省エネ度をチェックしてみましょう。住宅には省エネルギー基準と言う、断熱性能の基準が定められていて、年代と共に進化しています。
  • ~1979年に建てられた家 (築32年以上) : 無断熱、旧省エネ基準以前
  • 1980年~1991年 (築31年~築20年) : 旧省エネ基準
  • 1992年~1998年 (築19年~築13年) : 新省エネ基準
  • 1999年以降 (築12年以下) : 次世代省エネ基準  
旧省エネ基準の断熱性能は次世代省エネ基準の約1/4~1/5程度、新省エネ基準は約1/2程度です。1980年以前に建てられた住宅は更に断熱性能が下がります。つまり古い住宅は古い基準で建てられているので、冷暖房のエネルギーもそれだけ多く必要と言うわけです。

これから迎える冬、以下のような4つの項目で1つでもあてはまるものがあったら、家の断熱不足が考えられます。断熱性能を上げるリフォームをすれば、夏に涼しく冬に暖かい家になり、快適になるのはもちろんのことエアコンに使う電気を減らせるので大きな節電に繋がります。

  1.  冬に足元が寒い
  2.  冬に窓の方向から冷気が流れてくる
  3.  冬に家の中の温度差が激しい
  4.  冬に結露がひどくなる

では次のページで、断熱性能を上げるリフォーム2つのポイント、掃除がしやすい設備を選ぶと節電になる! など節電リフォームの具体的なポイントをご紹介します。