【今回の記事のインデックス】
世界で最も幸せな国……1P
日本にもある!? 幸せ度の高い地域……2P
家庭(夫婦)から幸せ度を高めよう……3P

世界で最も幸せな国

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ブータンは人口約70万人の小さな国ですが世界で一番幸せな国といわれています

2011年11月、世界で最も幸せな国と言われているブータンからワンチュク国王夫妻が来日し、日本中が歓迎ムードに染まりました。容姿の美しさもさることながら、お2人の温かい人柄に、「映像を見ているだけでほんわかと幸せな気持ちになった」という方も多かったのではないでしょうか。

ブータンは、国民の幸福度を表す尺度「国民総幸福度(量)=GNH(Gross National Happiness)」 を国内総生産=GDP(Gross Domestic Product)よりも尊重し、国民の幸福度が大変高い国としても有名です。

人が幸せと感じる基準はさまざまですが、GNHを考える上では、次に挙げる「4つの柱」と、「9つの分野による指標」が使われています。「9つの分野」は、睡眠時間や家族の協力度合いなど、さらに72の指標に細分化されています。GNPやGDPのような経済活動による指標だけでなく、人々の暮らし全体を見渡した指標になっているところが特徴的です。
図表1

外務省「わかる! 国際情勢」「ブータン~国民総幸福量(GNH)を尊重する国)よりガイド平野直子が図表作成
 

世界の中の日本……、豊かだけれども幸せでない?

日本は、2010年度のGDPが世界第3位と、いわゆる経済大国の1つに数えられていますが、幸福度はどうなのでしょうか。2011年5月に、経済協力開発機構(OECD)が発表した「より良い暮らし指標」によると、年間所得や失業率、学歴など、いくつかの項目でOECD調査の平均よりも良い結果だったにも関わらず、「自分の生活に満足している」と回答した人の割合が、OECDの平均を大きく下回っていました(日本:40%、OECD平均:59%)。
(参考サイト)経済協力開発機構(OECD)「より良い暮らし指標」

都心にも郊外にも様々な店舗が並び、近くにお店がなくてもネット通販などで、いつでもモノが買える……。手に入らないものはない、といってもいいくらい、物質的に豊かな国のはずなのに、「街を歩く人が疲れた表情をしている」「どこか殺伐としている」と感じる人も多いのではないでしょうか。「一生懸命働いても収入が増えない(それどころか減っている)」「働きたいけれども仕事がない」など、先の見えない閉塞感を抱えている人が多いことも原因の1つだと思います。

>>日本にもある!? 幸せ度の高い地域