住みやすい街で住宅費用が安くすめば、きっと幸せなはず。でも住みやすい場所は、賃貸物件も売物件も高いに違いない。まあ、なんとなくにはそのように思えますが、本当にそうなのか?先般「スーモ新築マンション」の特集記事「関西63市区価格データ」をみて、そんな事を考えました。
そういえばいつだったかの「スーモ新築マンション」特集で「住み心地調査」というのがあったはず!早速、バックナンバーをひっくり返してみると、ありました!「関西25行政区住み心地調査」。よし、この二つを比べてみよう。という事で今回の記事は、北摂/阪神間を中心とした新築マンションの価格と住み心地の関係についてです。
まず始めに、今回使う「価格データ」と「住み心地」について簡単な説明です。
「価格データ」は各行政区毎に2010年8月から2011年7月迄の新築マンション分譲実績より集計されています。データとして出ていたのは、平均価格/平均広さ/1平方メートルあたりの価格、の三つ。単位は「市区」なのに解説には「その駅周辺で販売された~」なんて説明があったりで定義がちょっとわかりにくいですが、同一目線で比較しているという点においては、各市区を比較するのに足るデータだといえます。
「住み心地」は以下の6つの指標を各々3段階で評価。その合計点で比較しています。指標の重みが人や家庭によって違う事や、点数の区切り方は妥当か?といった疑問もありますが「こんな見方もあるんだ」という思いでみるには面白いデータです。
と、前置きが長くなりましたが、まずは「価格データ」を使ってエリアごとの広さと価格の関係をみてまいりましょう!