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家族の幸せを支えるためにも妻も健康診断を受けよう!(4ページ目)

定期的に健康診断を受けることが大切と分かっていても、スケジュールを組んだり、費用をかけたりするのは、意外と億劫なもの……。特に女性の場合は、家事や育児もあって自分のことを後回しにしがちです。今回は、特に妻の健康診断について解説します。

平野 直子

執筆者:平野 直子

ふたりで学ぶマネー術ガイド

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妻が健康でないと家族の幸せは守れない!

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健診結果を2人で確認して、必要があれば次の対策も!

健康診断を受けない理由には、「めんどうだから」「心配な時はいつでも医療機関を受診できるから」という人も多くいました。強制はできませんが、なんだか変だな? と思う前に受診することも大切だと思います。

日本人の平均寿命を見ると、男性よりも女性の方が長生きで、なんとなく女性の方が病気になりにくい、と思われがちですが、近年女性の社会進出にともなって健康を害してしまう人も増えているように感じます。女性の場合、ちょっと具合が良くないなと思っても、我慢してしまう人も多く、病気の発見が遅れてしまう場合も多いそうです。

もし妻が病気で寝込んでしまったり、仕事を辞めたりしたら、家族はもちろん心配しますし、家計も苦しくなりかねません。さらに遠い将来、妻が先に介護状態になったり、最悪の場合亡くなってしまったりしたら、家族の幸せを支えることはできなくなってしまいます。

自営業や専業主婦だと、受診の機会を意識して作らないとならないので、ついつい後回しにしてしまう、という人もいると思いますが、自分だけの健康ではないと思って、予防や早期発見のために時間と費用を使ってみましょう。検査にかかる費用は、1年間に支払う生命保険料と比べても、遜色ない費用だと思います。費用の補助がなかったとしても、健康診断や人間ドックで悪いところが見つかって治療をすれば、受診料も医療費控除になります。
(参考サイト)2人で出来る!医療費控除、超簡単管理術!

ガイド平野(夫婦FP)の場合は?

ちなみに、私たち夫婦は、数年前から毎年秋に、東京都国分寺市の人間ドック(日帰り人間ドック2万円-国民健康保険加入市民の補助5,000円)を2人で受けています。婦人科健診は、私1人でかかりつけのクリニックを受診していますが、スケジュール調整や申込み手続きは、やはり2人一緒の方が実行しやすい(相手も関わることなので後回しになりにくい)です。また、当日の待ち時間なども心強いです。結婚記念日やどちらかの誕生日に、夫婦で一緒(同時期)に健康診断を受けるのもいいかもしれませんね。

なお、健康診断は受けて終わりではなく、「受診結果が出たら一緒にチェック」→「再検査や治療、生活習慣の改善が必要なら、お互いのフォローを継続する」ということも忘れずに。私たちもお互いの健康診断結果を見て、食生活などを注意したり、必要な検査を継続しているかチェックし合っています。皆さんも、パートナーと健やかな暮らしを続けていってください。

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