ニューリッチへの道/ニューリッチへの道

もし住宅ローンが返せなくなったら

自己破産は怖いことではなく、負債をゼロクリアしてやりなおすための、救済措置なのです。

午堂 登紀雄

執筆者:午堂 登紀雄

ニューリッチへの道ガイド

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年間3万人以上の自殺者がいる日本。
経済的問題が原因のケースも多いようです。

住宅ローン返済に困ったら

多くの人が高額のローンを組むことに不安を覚えます。
それは、「もし生活が苦しくて返済できなくなったら」という状況に直面するかもしれないからです。
その代表格が住宅ローンです。

賃貸なら家賃が払えなくなっても、もっと安いところに引っ越せばよいだけですが、買うとそう簡単ではありません。

自分は賃貸に引っ越したあと、自宅を貸し出しても、入居者が決まるのに時間がかかれば、返済と家賃のダブルパンチです。

ギリギリになって何かしようと思っても、選択肢が限られてしまいます。
上記の例だと、引越ししたくても敷金や引越し代すら賄えず、身動きがとれない、ということにもなりかねません。

そこで、「いよいよヤバイ」という状況で動き始めるのではなく、「ヤバそう」という段階で初動を開始することです。

悩む前に金融機関に相談

まずは金融機関に相談です。
金融機関も債務者にバンザイされては困るので、金利の減免や返済期間延長などの相談に乗ってくれるケースが増えています。

それでも苦しい場合は、自宅を貸して、自分は賃貸に引っ越す。
しかし、もしローン返済が家賃を上回ると、かえって負担が増えるため、できない方法です。
そこで物件を売却し、その売却資金でローンを完済することを検討します。
こちらも、ローンが残る金額でしか売却できなければ、売るに売れません。

仮に金融機関が差し押さえて、任意売却や競売にかけても、残債が残れば返済義務を免れることはできません。
でももし、どうがんばっても返済できないほどの負債が残りそうなら?

そのとき自己破産を考えます。
弁護士に手数料を支払い、裁判所に自己破産手続きを申請します。
認められない場合もありますが、通常の努力をしても返済が厳しい残債があれば、ほぼ認められるようです。
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