MBA・ビジネススクール/MBA・ビジネススクール学校紹介

倫理観と感性をそなえる経営者を目指す青山学院MBA(2ページ目)

青山学院MBAは、一般的なビジネススクールの学びに加え、社会的責任と感性を持った卒業生を創出することに力をいれています。他のMBAとどのように違うのか、実際の学生生活などを、研究科長の高橋教授と在校生の翁様、渡辺様にお伺いいたしました。

福原 正大

執筆者:福原 正大

MBA・海外留学ガイド


青山MBA

青山MBAの入り口

授業に特色はありますか?

内容において特徴的であるのは体験的学習プロジェクト科目です。最初の1年は必修科目が多いものの、2年目には選択科目が増えます。2年生で取るこの科目は、青山MBAを特徴づけ、学生も土曜の2コマを使い非常に力をいれます。学生は、これまでに学んだ知識の統合を目指し、カーネギーメロン大学と共同でのマネジメントゲームや、企業の経営課題に応え、消費者ニーズを捉えるマーケティ ング戦略を策定するプロジェクトなどを行うのです。卒業要件には修士論文はないのですが、教授陣の指導を受けてリサーチペーパーを作成することも可能です。

具体的な入学プロセスは?

1次試験が書類審査で、2次試験が面接になります。1次審査で受験生各自に点数がつけられますが、全員面接に臨むことができます。これは、書類だけでは各学生を評価することは難しいと考えているからです。面接では、学生が夢や希望を持っているか、個性があるかなどを評価します。2次試験は学生1人に3人の教授が面接を約15分間します。

100人の定員に対して、コンスタントに200人以上の応募者が来ているので入ってくる生徒の質も確保されています。

生徒同士のつながりはいかがですか?

学生同士の中は非常によいと思います。学校主催で恒例のクリスマスパーティー以外にも、学生同士のつながりは非常に強く、卒業生が在校生の学校行事に参加することもよくあるようです。

授業料はどうなっていますか?

授業料は、私学のMBAの中でも最も安い学校の一つといえるでしょう。2012年度入学の場合を例にとると、初年度が1,339,000円、翌年が1,049,000円です。奨学金は、日本学生支援機構に加え、その条件を満たさない学生に対し、学内奨学金を出すようにしています。
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