紙パックのメリットを最大限に引き出した新設計
紙パックの良さは、ゴミに触れる機会が少ないこと。そのメリットを最大限に引き出すために、紙パックを大きく膨らませ、めいっぱいゴミを溜められるようにしたのが最大の特長。その結果、紙パックの交換は約4カ月に1回でOKに! しかも吸引力が維持でき、排気も臭わないと、至れり尽くせり。ちょっと変わったフェイスも、次第に可愛く見えてくるから不思議です。
注目ポイント1 紙パックをめいっぱい広げてて性能UP!
紙パックの膨らみを比べると、今までこんなに少ししか使っていなかったのか……と驚くはず
目玉は、紙パックのスペースを大きく確保した新構造。本体内部に「クリーンビックボックス」を設けることで、紙パックを大きく広げ、集じん容積を従来の約2.4倍にし、ゴミをたっぷり吸い込めるようにしました。とはいえ、紙パック式の場合、パック内にゴミがたくさん溜まると、風が通り抜けにくくなり吸引力の低下につながります。そこで、紙パックを納めるボックスにも一工夫。ボックスのサイドに凹凸をつけることで気流を塞がない「パワフルワイド風路」で、ゴミが溜まっても風の通り道を確保、強い吸引力も長持ちします。
注目ポイント2 「雷神」という名の由来は“光”の活用
本体内部の「光触媒フィルター」と、脱臭性能を再生する青色LED光パワー
紙パックの集じん容量が増えると、当然、ゴミを捨てる回数も減ります。1L程度で「取り替えサイン」が出ていた従来の機種は、年間7枚の紙パックが必要なのに対し、この機種なら年間3枚でOK。手間だけでなく、紙パック代も節約できます。また、ゴミが長く溜まるため、脱臭にも配慮。本体内部に「光触媒フィルター」を配し、たまったゴミから発生するニオイを吸着・脱臭。さらに「光触媒フィルター」に吸着されたニオイは、掃除機をかける度に青色LEDの光で分解して脱臭性能を再生するので、いつまでもニオイがせず快適です。
注目ポイント3 細かい配慮で使いやすさも◎
「節電モード」は、グリップ部分(右下)の動きを感知して、パワーコントロールをする、独自の機構
「節電モード」は、掃除機の動きが止まっているとモーターのパワーを落とす省エネ機能。他メーカーは、T時ノズルの動きを感知していますが、三菱はグリップに「感振センサー」をつけているのが優れているところ。T字ノズル以外のノズルに付け替えても「節電モード」が生きるので、掃除中ずっとムダ無し運転が可能。また、国産では珍しい足で踏む「大型リールボタン」も便利。さらに、ノズル内のブラシを横に引くだけで、絡んだ髪の毛や糸くずが簡単に取れる、T時ノズルの「毛がらみ除去機能」など、使い勝手の良さも配慮が行き届いています。