沖縄の観光・旅行/沖縄の観光スポット

やんばるの聖地、大石林山へ

琉球神話の社であり、世界的にも珍しいカルスト地形の山が連なる大石林山は、古代からやんばるの聖地として沖縄の人々に大切にされてきた場所です。最近はスピリチュアル・スポットとしても注目を集めています。今回は気軽にやんばるの自然を楽しみたい人にオススメな大石林山をご紹介します。

小林 繭

執筆者:小林 繭

沖縄ガイド

やんばるの聖地、大石林山へ

美ら海展望台

頂上の美ら海展望台からの眺め。晴れた日には与論島や沖永良部島を見渡せます。写真提供:大石林山

山原と書いて”やんばる”と読む沖縄本島北部やんばるエリア。一般的に名護市よりも北に位置する国頭村、大宜味村、東村村を総称してやんばると呼んでいます。

太古の昔からずっと亜熱帯の森林が覆い茂り海岸線の手前まで深い山を形成するこの地域には、ヤンバルクイナやノグチゲラなど独自の固有種が生息していることでもよく知られています。海よりも山が好きという山派の旅行者なら、沖縄本島へ行ってやんばるを訪れない手はありませんよ!

特に秋~冬を迎えるこれからの季節は、暖かい沖縄といえどもさすがに海で泳ぐことはできませんから沖縄の山を散策するのに絶好の季節と言えるでしょう。

そんなやんばるの散策におすすめなのが大石林山。やんばるの山々の中でこの大石林山は散策コースが整っているため、大人から子供まで気軽に亜熱帯の自然に触れることができる観光ポイントとなっています。琉球神話とも関係が深く、パワースポットとしても注目のスポット。最近はスピリチュアル散策で大石林山を訪れる観光客の姿も増えているようです。ということで、今回はやんばるの聖地、大石林山のお話をしましょう。

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