意外と多い雨の日! 雨の沖縄ならではの楽しみ方は?

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せっかく楽しみにしていた沖縄旅行。あいにくの雨は残念ですが、雨の日でもいろいろと楽しみたい!


沖縄に行って雨だととてもがっかりしてしまいますが、沖縄もそう毎日毎日晴れの天気ばかりが続くわけではありません。梅雨もあれば、冬もあります。そして台風シーズンとなる夏は、いつ何時台風に当たるとも限りません。

そんな沖縄ですから、もしも旅行中ずっと晴れた天気が続けばそれはとってもラッキーですが、雨に降られたとしてもいたしかたありません。今回は沖縄の旅で雨に降られてしまった時の、雨の日でも楽しめる沖縄の過ごし方についてお話しましょう。

沖縄についてもっと知るチャンス!沖縄本島の文化・歴史施設めぐり

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沖縄の歴史や文化を学ぶならまずは県立博物館と美術館へ!


もともとは琉球王国として栄えた沖縄本島は、歴史的史跡や文化的施設がとても充実。限られた日数の旅行だと、 海だ! グルメだ! おみやげショッピングだ!と、ついつい早足の観光になってしまうので、雨の時こそゆっくり沖縄の文化や歴史に触れるチャンスです。

那覇新都心・おもろまちにある沖縄県立博物館・美術館はぜひ一度ゆっくり訪ねて欲しい場所。レンタカーがなくてもOKというアクセスのよさからもおすすめです。年に数回入れ替えられる常設展に加えての企画展、ワークショップなど展示内容の充実としてはかなりの規模で、沖縄の文化や歴史・風土について興味深く学べます。

ゆっくり見てまわりたいなら半日~一日がかりとなるので、雨の日にもってこいです。ちょっと足を伸ばせば浦添にも美術館があるのでこちらもチェック。この浦添市美術館はなかなか面白企画展など開催しているので、沖縄で思いがけない作品に出会えるかもしれません。

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沖縄の戦争史跡で最も有名なひめゆり平和記念資料館。レンタカーがなくても那覇からバスで行くことができます


また、雨の日は沖縄の戦争史跡を巡るのにもピッタリです。戦争史跡はひとつひとつの内容が濃く、資料に目を通すにも想像以上に時間がかかる上、精神力も必要となるので、時間に余裕がある時でないとせっかく訪れてもゆっくり見ることができません。

例えば南部のひめゆり平和記念資料館沖縄県平和記念資料館を訪れ、丁寧に展示資料に目を通すには雨の日は実によい機会。他にも沖縄には多くの戦争史跡が点在し、とても一日で見てまわることはできないので、ルートを組んで普段は足をのばさないところを巡るというのも一案ではないでしょうか。

■沖縄県立博物館・美術館

■浦添市美術館

■ ひめゆり平和記念資料館

■ 沖縄平和記念資料館

屋内スペースがある公園やテーマパークが狙い目!

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雨の日は水族館に民族資料館、プラネタリウム…など、屋内施設で沖縄を楽しみましょう! (C)OCVB


沖縄美ら海水族館がある海洋博公園をはじめ、沖縄本島には観光客が楽しめる公園やテーマパークが数多くあります。屋内施設があるところが多いので、雨の日の観光にピッタリ。

本島北部なら何はともあれ沖縄美ら海水族館へ。晴れていても人気の観光コースですが、雨なら次の予定も気にせずゆっくりと楽しむことができます。ゆうゆうと泳ぐジンベイザメの姿を飽きるまで眺めても誰にも文句は言われません。沖縄美ら海水族館がある海洋博公園には他にも海洋文化館プラネタリウムなど見応えのある施設が充実。沖縄で自然科学を学ぶ一日というのもいいのではないでしょうか。

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赤瓦の屋根の木造家屋が並ぶ昔の沖縄の町並みを再現した村で、のんびり沖縄を学んでみては? (C)OCVB


那覇から行くなら、南城市のおきなわワールドがアクセス的に便利です。昔の沖縄の町並を再現した琉球王国村が人気で、紅型や藍染など沖縄の伝統工芸の体験ができる他、琉球装束に身を包んでの記念撮影も。

石垣島なら石垣やいま村。一日3回開催されるアトラクション家あしび(やーあしびー)で、八重山の昔ながらのいえあそびを体験するなどして楽しむことができます。

沖縄海洋博公園(沖縄美ら海水族館含む)

おきなわワールド

石垣やいま村

地底探検、鍾乳洞めぐり

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太古の昔から地球によって育まれた鍾乳洞はひんやりとして夏でも涼しく、沖縄では格好の涼スポットでもあります (C)OCVB


天然の屋内スペースなら、鍾乳洞はいかがでしょう。意外に思う人もいるかもしれませんが、沖縄の島々には鍾乳洞が点在します。見学ができるように整備されている鍾乳洞がいくつもあるので、雨の日は鍾乳洞で地底の神秘に触れるのもおすすめです。

沖縄本島なら泡盛を置いて古酒にすることで知られる金武鍾乳洞や、国内最大級の鍾乳洞であるおきなわワールドにある玉泉洞。おとなりのガンガラーの谷には鍾乳洞カフェなるものもあります。他にも、石垣島の石垣島鍾乳、宮古島の仲原鍾乳洞、南大東島の星野洞……各島に鍾乳洞があるので、子供のころ夏休みの自由研究を思い出して地質学の世界に触れてみるのも楽しいと思います。

玉泉洞

石垣島鍾乳洞

温浴施設が充実! スパ&タラソ、日帰り温泉

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天気が悪いので、この際ゆっくりとお風呂を楽しみましょう。サウナもある温泉が多いので、それなりに長湯ができます。


沖縄に温泉というイメージがない人もいると思いますが、火山大国である我が国日本、ちゃんと沖縄にも温泉がでます。また、最近は沖縄の海洋深層水を利用したタラソテラピーを体験できる施設も増え、なかなかの充実度。雨の日には思い切って一日温泉やスパを楽しんでリラックスに徹してみるとう選択も魅力的です。

那覇エリアから行くなら、夕陽スポットとして知られる瀬長島にある瀬長島ホテルの琉球温泉 龍神の湯。瀬長島の地下1,000mから豊富な天然温泉が湧き出でます。空港と夕陽を眺めることができるオーシャンビューの露店風呂がご自慢。

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沖縄に来て温泉。考え方を変えれば実はとっても贅沢とも言えます (C)OCVB


宜野湾にある天然温泉アロマは本州にもよくあるタイプの日帰り温泉施設。露天風呂、内風呂、ジェット風呂などが楽しめます。最近はホテルの温泉施設を宿泊者以外でも利用可能にしているところも多く、ロワジール スパタワー 那覇の天然温泉琉球湯治 ちゅらスパや、同じくロワジールホテル 那覇の三重城温泉、ユインチホテル南城の天然温泉さしきの猿人の湯、ホテルオリオン モトブ リゾート&スパのジュラ紀温泉 美ら海の湯など、選択肢が広がります。

沖縄温泉

南国の海やハイビスカスの花を眺めながらの温泉は、沖縄ならでは!


宮古島にある南西楽園シギラベイリゾート内の奇跡の泉は、南国ならではの優雅な温泉気分が味わえる施設。水着着用エリアの露店風呂は開放感たっぷり。ブーゲンビリアと海を見ながら温泉に浸かることができます。

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ヨーロッパまで行かずとも本格的タラソテラピーが体験できます! (C)OCVB


また、タラソテラピー施設にも注目。宜野座にあるかりゆしカンナ タラソ ラグーナでは本格的なタラソテラピーを体験することができます。水着で入るバーデーゾーンには、暖かい海水を用い海水の浮遊力を利用した14種類のジャグジーがあり、サウナやプールもあるので、ゆっくりと時間をかけて身体をほぐすのがおすすめです。久米島のバーデーハウスも同様に海洋深層水とドイツの温浴療法(バーデ)を体験できる施設。2000年の歳月をかけて地球を循環するミネラル豊富な神秘の水が美容や健康促進にとても効果的と言われるプールが魅力的です。どちらもスパメニューも揃っているので、リラックス&ビューティーを追求してみてはいかがでしょう。

■瀬長島ホテル 琉球温泉 龍神の湯

■天然温泉アロマ

■ロワジール スパタワー 那覇の天然温泉琉球湯治 ちゅらスパ

■ロワジールホテル 那覇の三重城温泉

■ユインチホテル南城の天然温泉さしきの猿人の湯

■ホテルオリオン モトブ リゾート&スパのジュラ紀温泉 美ら海の湯

■かりゆしカンナ タラソ ラグーナ

■シギラ温泉奇跡の泉

■バーデハウス久米島

やっぱり楽しいショッピング!

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ショッピングモールに行ったら思わず時間を忘れてしまう人……少なくないはず!


雨の日の定番といえば、やっぱりショッピング。友人や家族へのお土産ショッピングはもちろんですが、DFSでのブランドショッピングも沖縄旅行の楽しみという人も少なくないはず。那覇エリアならおもろまちのDFSでブランドショッピング、定番国際通りでお土産ショッピング、そして壺屋やちむん通りでの焼き物ショッピングが定番ですが、2015年4月にオープンしたイオンモール沖縄ライカムまで足を伸ばしてみるのもおすすめ。

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吹き抜けになった建物は、まさにアメリカのショッピングモールを思わせるライカム


わざわざ沖縄に来てイオンモール?とあなどるなかれ。アメリカのショッピングモールばりの規模をほこる大ショッピングモールとなっています。真剣に全部を見てまわると相当な体力を要しそうですが、ちょっと覗いてみてはいかがでしょう。すぐそばには、老舗ショッピングセンターであるプラザハウスショッピングセンターがあり、車で少し行けば美浜のアメリカンヴィレッジもあるので、ショッピングモールめぐりドライブが楽しめます。

やちむん、シーサー、琉球ガラス……沖縄文化を体験!

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カラフルな色が美しい琉球グラスは体験工房でも人気です


友達や家族と出かけた沖縄旅行で雨に降られてしまったら、体験型沖縄観光がおすすめです。おしゃべりしながら作品を作ったり、出来上がりを見て互いに品評したりと、楽しい時間が過ごせるはず。

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沖繩には今も受け継がれるたくさんの伝統工芸があるので、先人の技がいっぱいつまった手仕事を体験してみるチャンス! 


人気のシーサー作りや琉球グラスをはじめ、やちむん焼き、ミンサー織り等々 沖縄の伝統工芸を体験できるプログラムがたくさんあるので、時間を気にせずにすむ雨の日こそトライしてほしいもの。自分で作って楽しんで、沖縄の文化もちょっとだけ学べて、しかもお土産になるので得した気分です。

大人限定、オリオンビール&泡盛酒造めぐり

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試飲にとどまらず、泡盛が作られる過程が見学できる酒造所もあります (C)OCVB


沖縄といえばオリオンビール。そして泡盛! というのはお酒好きな大人限定の話となりますが、雨の日にはオリオンビール工場や泡盛酒造を訪ねるという観光もありです。沖縄には全部で48個の泡盛酒造があり、いくつかの泡盛工場では一般客にも見学をさせてくれるので、お土産ショッピングがてら訪ねてみるのも面白いと思います。泡盛を造る行程や蔵の様子を見せてくれたり、中には手作りでの瓶作りの行程や貯蔵庫 の見学をさせてくれる酒造もあります。何箇所が訪ねて味や風味の違いを体感するのも楽しそう。名護のオリオンビール工場では、観光客用に見学コースがあり、もちろん試飲ができるので、ビール好きはぜひ!

■ヘリオス酒造


■比嘉酒造

■瑞泉酒造

■忠孝酒造

■久米島の久米仙(久米島)

■多良川酒造(宮古島)

■菊の露酒造(宮古島)

■八重泉酒造(石垣島)

■請福酒造(石垣島)

■高嶺酒造(石垣島)

■国泉酒造(与那国島)
※ホームページなし。 沖縄県与那国町字与那国142
電話:0980-87-2315

■オリオンビール 名護工場

沖繩旅行中雨が降ると、昼間から宿の畳の上でゴロゴロ、本を読んだり泡盛を飲んだり、ホテルのスパでのんびりリラックスというおこもり型の時間の過ごし方も悪くありません。

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雨にしっとりと濡れた亜熱帯の植物たちの姿をじっと眺めるのもなかなか楽しいものです


ガイドは雨の久米島で、やることもなく公園の東屋でぼーっとしていたところ、島のおじさんたちに泡盛をごちそうになり、そのうち三線まで出てくる小さな宴会となったこともあります。雨の日は島の人も時間に余裕があったりするので、島の人と一緒に飲んであれこれと島の話を聞くのも楽しいものですね。泊まった宿の人がお酒好きな場合、雨の日なんかは早い時間から泡盛が出てくることも。

雨の日には雨の日にしか見ることができない風景があるので、しっとりと雨に濡れる熱帯の植物を眺めながら、島の雨時間を楽しんでみてください。皆さんが雨の沖縄も好きになってくれるといいなと思います。

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