言葉は“心の鏡”
表面的に取り繕っていても、気が付かないところで“ボロ”は出るものです。
以前、私のブログにはこんなご相談が来ました。
「彼は仕事が大好きです。私は彼に好かれようと、彼の仕事を理解している女性を努めてきました。でもあるとき、メールの返信の遅い彼に『返事が遅れたことを、どうして謝れないの?』と文句を言ってしまいました。それからは関係がギクシャク。たった一言で関係は壊れるものなのでしょうか?」と。
もちろん、これは男性側の愛情の薄さも原因ではありますが、今回は、彼女の言動についてピックアップしてお話します。
彼女にとっては、たった一言で関係は壊れるの?と思うのかもしれません。ただ正直言うと、その一言で、彼女が「彼の仕事を理解している<振り>をしていた」ことが、彼に分かってしまったのかもしれません。
もし彼女が本当に彼に対して、「いつも頑張っているんだな」「応援したいな」と思っていたら、メールの返事が遅れても、まず出てくる言葉は、「忙しそうだね。大丈夫?」といった内容だったりします。たとえ文句を言うにしても、出る言葉は違うと思うんです。
言葉は、“心の鏡”なんです。
だから彼に好かれようと、理想的な女性を演じていても、必ずどこかでボロが出るものなんです。だからこそ、自分の内面(思考)から変える必要があるんです。