販促プロモーション/Webサイトの種類と活用のポイント

ランディングページの基本とポイント(3ページ目)

ランディングページは、閲覧者がネット広告などを経由して一番最初にたどり着くページのことです。コンバージョンを獲得するため、シンプルな構成のなかにも、さまざまなノウハウが凝縮されています。ここでは、ランディングページを作成・運用するうえでの基本的な知識や大切なポイントをご紹介します。

横井 孝治

執筆者:横井 孝治

介護・販促プロモーションガイド

ランディングページ作成・運用のポイント

ランディングページは常に改善を続け、コンバージョン率を高めることが大切です

ランディングページは常に改善を続け、コンバージョン率を高めることが大切です

ランディングページを作成・運用する場合のポイントとしては、次のようなものが挙げられます。

1.集客手法から相談できる業者に依頼する
企業サイトやネットショップ以上に、ランディングページはサイト集客とページ作成が1セットとなります。

例えばリスティング広告を出稿して「アンチエイジング 健康食品」というキーワードで集客したにもかかわらず、それに直結したランディングページを作成できていなかったら、コンバージョンを獲得できる確率は一気に下がってしまいます。

単にデザインをするだけの業者ではなく、「この商品なら、○○という集客方法を使い、○○という見せ方でランディングページに誘導しましょう」「誘導してきた閲覧者に対しては、○○をメインに訴求することで○○といった効果を出しましょう」など、トータルで相談に乗ってくれる業者に発注することをオススメします。

2.ターゲットやキーワードごとに異なるランディングページを作成する
ランディングページで効果を上げるためには、1つのテーマに絞り込んでシンプルに構成することが重要です。1つのランディングページで複数のターゲットやキーワードをカバーしようと考えるのではなく、それぞれに合わせたページを別々に作成することで、コンバージョンを獲得する率(CVR)を高めるように努めましょう。

複数のページを作成すれば、当然それなりのコストも必要となりますが、目先の費用を惜しんでコンバージョンが得られないようなら本末転倒です。予算計画を立てる時点で、何種類のランディングページが必要なのかをしっかりと検討してください。

3.A/Bテストなどを使って、絶えずチューニングを行う
1つのターゲットやキーワードに対して、2種類のページを作成し、どちらがよりコンバージョンを獲得できるのかを試す「A/Bテスト」は、ランディングページの効率的な運用のためにとても重要です。

最初のうちは、メインビジュアルや全体のデザイン、訴求ポイントが異なる2種類を作って、閲覧者の嗜好を探りましょう。ある程度、閲覧者が好む表現がわかってきたら、キャッチコピーや構成、ボタンの配置など細かいところを少しずつ変えたバリエーションを作成し、試行錯誤を繰り返しながらチューニングを続けてください。
 

【関連記事】
インターネットを活用した販促プロモーション
企業サイトの基本とポイント
ネットショップの基本とポイント

【編集部おすすめの購入サイト】
Amazonでプロモーション関連の書籍をチェック!楽天市場でプロモーション関連の書籍をチェック!
  • 前のページへ
  • 1
  • 2
  • 3
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます