大人がハマる!? 横浜ならではの工場見学とは

京急「生麦」駅から徒歩約10分で、キリンビール横浜工場に到着(画像提供:キリンビール横浜工場)

京急「生麦」駅から徒歩約10分で、キリンビール横浜工場に到着(画像提供:キリンビール横浜工場)

無料で楽しめるとあって、全国的に工場見学がブームになっています。「横浜で工場見学」といえば、キリンビール横浜工場&シウマイでおなじみの崎陽軒 横浜工場が超定番。これらふたつの工場は、子ども連れのファミリーだけでなく、大人のグループが多いのが特徴です。大人がハマる、横浜の工場見学の魅力を探ってきました。
※2017年8月から崎陽軒 横浜工場の見学コースがリニューアル!⇒次ページへ

キリン横浜ビアビレッジ:できたて生ビールが3杯飲めるのが魅力

京浜急行 生麦(なまむぎ)駅から徒歩約10分のところにある、キリンビール横浜工場。全国にあるキリンビールの工場の中で一番古く、また最も規模が大きい工場です。約19万平方メートルの敷地があり、1分間に約2000本ものビール(350ml缶)を製造するほか、クラフトビールやチューハイ、カクテルなど多様化するユーザーの嗜好に応える製品を製造し、タイムリーに出荷しています。

  • 日本のビール発祥の地・横浜ならではのロケーション
自然いっぱいの環境でビールなどが醸造されています(画像提供:キリンビール横浜工場)

自然いっぱいの環境でビールなどが醸造されています(画像提供:キリンビール横浜工場)

横浜は日本のビール産業の発祥の地。明治初期、現在の山手地区に醸造所が創設され、1907(明治40)年の麒麟麦酒株式会社の創設へとつながっていきます。1923(大正12)年の関東大震災で醸造所が全壊し、その3年後に生麦に移転、以来、ここでビールが醸造されています。横浜は、ビールとたいへん縁(ゆかり)がある地なのです。

  • 生麦移転90周年を機に工場見学コースがリニューアル
ガラス越しに大きな仕込み釜を見ながら説明を聞きます(画像提供:キリンビール横浜工場)

ガラス越しに大きな仕込み釜を見ながら説明を聞きます(画像提供:キリンビール横浜工場)

横浜工場では、「一番搾り うまさの秘密体感ツアー」とよばれる工場見学ツアーが開催されています。キリンビールだけの「一番搾り製法」の美味しさの秘密についてガイドさんの説明を聞きながら、ビールの醸造工程を学びます(工場見学60分、試飲20分)。2016年10月1日、生麦移転90周年を機に、見学コースがリニューアルしました。

1グループにガイドさんがつき、ビールの醸造工程について丁寧に説明してくれます(画像提供:キリンビール横浜工場)

1グループにガイドさんがつき、ビールの醸造工程について丁寧に説明してくれます(画像提供:キリンビール横浜工場)


これまで同様、ビールの原材料であるホップや麦に触れたり、「一番麦汁」と「二番麦汁」を飲み比べたりできるほか、新たに、プロジェクションマッピングによって仕込釜の内部のようすが見られたり、酵母が発酵するようすをミクロの世界で体感したり、これまでは見られなかったパッケージラインを見学したり、より体感型のコンテンツになりました。
普段あまり見ることのないビールの原材料(ホップ、麦)に触れることができるのも工場見学ならではの体験(2016年9月28日撮影)

普段あまり見ることのないビールの原材料(ホップ、麦)に触れることができるのも工場見学ならではの体験(2016年9月28日撮影)

プロジェクションマッピングで仕込釜の内部が見られる演出が新登場(2016年9月28日撮影)

プロジェクションマッピングで仕込釜の内部が見られる演出が新登場(2016年9月28日撮影)

一番搾り麦汁(左)と二番搾り麦汁(右)の飲み比べ。一番搾り麦汁は、みたらし団子のタレのような濃厚な味わい(2016年9月28日撮影)

一番搾り麦汁(左)と二番搾り麦汁(右)の飲み比べ。一番搾り麦汁は、みたらし団子のタレのような濃厚な味わい(2016年9月28日撮影)

リニューアル後から見学可能になったパッケージングコーナー。迫力ある映像を見た後、実際のラインをガラス越しに見学(2016年9月28日撮影)

リニューアル後から見学可能になったパッケージングコーナー。迫力ある映像を見た後、実際のラインをガラス越しに見学(2016年9月28日撮影)

ウェイティングコーナーもリニューアル。歴代の商品ポスターを眺めたり、写真スポットで撮影したりと楽しめます(2016年9月28日撮影)

ウェイティングコーナーもリニューアル。歴代の商品ポスターを眺めたり、写真スポットで撮影したりと楽しめます(2016年9月28日撮影)

工場見学以外の広報施設「ノミモノ・ラボ」が登場。モノづくりの楽しさが研究員の視点で体感できるフリースペース(2016年9月28日)

工場見学以外の広報施設「ノミモノ・ラボ」が登場。モノづくりの楽しさが研究員の視点で体感できるフリースペース(2016年9月28日)


  • 見学後のお楽しみ! できたてビールの試飲
文字通り「工場直送」の生ビールを3杯まで試飲できます。工場見学限定のおつまみ付き(2016年1月27日撮影)

文字通り「工場直送」の生ビールを3杯まで試飲できます。工場見学限定のおつまみ付き(2016年1月27日撮影)

見学ツアーの最後は、お待ちかねの試飲コーナーへ。カウンターで生ビールをグラスにそそいでもらいます。できたてビールは泡がなめらかで、すっきり感が際立っていて、とってもマイルド。それを飲みながら、ビールを美味しく注ぐ「三度注ぎ(さんどつぎ)」のレクチャーも行われます。試飲時間は約20分間、キリン一番搾り、一番搾りスタウトなどのできたて生ビールと、キリン生茶や午後の紅茶などのソフトドリンクが合わせて3杯楽しめます。近年、外国からの見学者が増えているそうですよ。
工場内のショップではここだけの限定グッズがいろいろ。試飲でもらう、おつまみも販売されており、人気です(2016年1月27日撮影)

工場内のショップではここだけの限定グッズがいろいろ。試飲でもらう、おつまみも販売されており、人気です(2016年1月27日撮影)

  • 工場見学だけじゃない! さまざまな施設・イベントが
2015年春にリニューアルオープンした「スプリングバレーブルワリー横浜」では、クラフトビールの楽しみ方を提案(2015年3月24日撮影)

2015年春にリニューアルオープンした「スプリングバレーブルワリー横浜」では、クラフトビールの楽しみ方を提案(2015年3月24日撮影)

キリンビール横浜工場には、キリンビールがつくるクラフトビールが味わえる「スプリングバレーブルワリー」と、バーベキューやジンギスカンが楽しめる「レストラン ビアポート」、2つのレストランが併設されています。美味しい料理とともに、ビールをグイッと。
※「スプリングバレーブルワリー」についての記事はこちら→キリンビールがつくるクラフトビールを横浜で!

また、施設内は緑がいっぱいで散策もできます。また、「ビールづくり体験教室」や「自然の恵みを感じるツアー」などのイベント・キャンペーンも行われていますので、公式サイトをチェックしてお出かけください(事前に申し込みが必要なイベントもあります)。
キリンビール横浜工場内には池や緑のビオトープがつくられており、横浜の自然環境を守る活動を展開しています(画像提供:キリンビール横浜工場)

キリンビール横浜工場内には池や緑のビオトープがつくられており、横浜の自然環境を守る活動を展開しています(画像提供:キリンビール横浜工場)

キリンビール横浜工場へ海からアクセスできる「キリン桟橋」が誕生。みなとみらい21地区などから約30分で到着可能になりました(2016年8月23日撮影)

キリンビール横浜工場へ海からアクセスできる「キリン桟橋」が誕生。みなとみらい21地区などから約30分で到着可能になりました(2016年8月23日撮影)

※キリン桟橋については公式ガイドブログへ→こちら

  • 予約の方法は?
キリンビール横浜工場の見学は事前に予約が必要です。インターネット、電話で3ヵ月前の1日から受け付けされています。当日でも空きがあれば見学可能ですが、必ず事前に電話で空き状況を確認してからお出かけください。

キリンビール横浜工場
住所:横浜市鶴見区生麦1-17-1
アクセス:京浜急行 生麦駅より徒歩約10分、JR京浜東北線 新子安駅より徒歩約20分、JR京浜東北線 鶴見駅よりタクシーで約10分
※飲酒運転防止のため、車での来場はご遠慮ください。
所要時間:約80分(ガイドツアー60分、試飲20分)
スタート時間:10:00、11:00、12:00、13:00、14:00、15:00、16:00
定員:各回2名~35名 ※1名でも申し込み可能ですが電話連絡が必要
定休日:月曜日(祝日の場合は営業、翌平日休館)、年末年始 ※臨時休業あり
予約方法:インターネット、電話にて受付(3ヵ月前の1日から)
予約・問い合わせ:045-503-8250(10:00~17:00)※休館日を除く
URL:キリンビール横浜工場

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