ボランティア/良い社会を作るために

偉大なるエコセレブ マイケル・ジャクソンの足跡(3ページ目)

突然の死を遂げたマイケル・ジャクソン。マイケルは、音楽のみならず、社会のために、弱者のために起こしたアクションでも大きな功績を残しています。その偉大なる足跡をたどってみましょう。

筑波 君枝

筑波 君枝

ボランティア ガイド

在日外国人支援団体での8年間の活動でボランティアに目覚め、さらに米国三都市で移住労働者のケアを行うNGOの活動を視察し大いに刺激を受ける。現在はライター業に専念、自らのボランティア体験を元にWEBや雑誌の執筆をしています。『こんな募金箱に寄付してはいけない』青春出版社など著書多数。

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ワールドツアーの利益をすべて寄付!

1990年代に入ると、スーパースターである一方、すさまじいスキャンダルにもさらされていきます。そういった世間の厳しい目の中でも、1992年6月27日から1993年11月11日までアメリカ合衆国、ヨーロッパ、南アメリカ、日本を含むアジアを回るDangerous World Tourを行いました。

そして、なんと、そのすべての利益を、自身が設立したヒール・ザ・ワールド基金を始め、様々な慈善団体に寄付しています。

1993年には、ロスで薬物乱用から若者を救う活動も始めています。マイケル自身も鎮痛剤中毒に苦しんだことがあったからだそうです。その死因と薬物との関係が取り出される今となっては、マイケルこそ誰かが薬物から救ってあげられなかったのかという思いもこみ上げ、なんとも切なく、悲しく聞こえます。

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