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熱帯魚を飼う! 水槽を置くリフォームの工夫(2ページ目)

熱帯魚の水槽があるインテリアはとても魅力的ですが、熱帯魚を飼うための家作りには注意点があります。水槽を置くための床壁リフォームの工夫や、水槽を組み込むシステム家具をご紹介します

尾間 紫/Yuu

執筆者:尾間 紫/Yuu

リフォームガイド

熱帯魚を飼う家作りリフォーム
コンセントは最低4口、水対策がされた延長コードを使う

水が飛散した時、コンセント内部への侵入を防ぐ扉付き延長コード[ザ・タップ/パナソニック]

水が飛散した時、コンセント内部への侵入を防ぐ扉付き延長コード[ザ・タップ/パナソニック]

水槽周辺には、1本の水槽につき4~10箇所のコンセントが必要です。どうしてもタコ足配線になりがちなのですが、水の近くでタコ足配線をするのは危険です。

壁紙リフォームの時に一緒に、水槽1本当たり最低でも4口のコンセントを取り付けておきましょう。延長コードを使う場合は、水滴対策がされたタイプを使いましょう。

また水槽の周辺は、水替えや飼育魚の移動などで水が飛び散ることもあるので、コンセントの取り付け位置には注意して下さい。

 

熱帯魚を飼う家作りリフォーム
壁は水と熱に強く、造り付け家具に水槽を組み込むことも

水槽まわりの壁は照明器具の熱による焼け、水跳ねや湿気によるカビなど、キッチンと似た過酷な環境にあります。壁紙の張り替えなど壁リフォームの際には、水槽近くの壁を漆喰などの塗り壁や、熱に強いコーティングがされた化粧パネルなどで仕上げておくと、長期間キレイに保つことができます。

リビングを水族館にするシステム家具マノーネアクア。収納のサイドに小型の水槽を組み込んだもの[manone]

リビングを水族館にするシステム家具マノーネアクア。収納のサイドに小型の水槽を組み込んだもの[manone]


造り付け家具に水槽を組み込む方法もあります。配線や器具類が内部に隠せるのでスッキリしますが、水槽の面積に加えて器具類を収納する面積、水替えやメンテナンスをする作業面積なども必要になります。造作の際には熱帯魚に詳しい専門業者とよく相談しましょう。

熱帯魚を始めると、最初は1つだった水槽を増やしたくなってきます。そんな時でも安心して水槽を置くことができるリフォームの工夫をしておきましょう。

湿気を調整する壁材、コンセントリフォームについては下記で解説していますのでご覧下さい。
■グッドデザイン賞の健康建材でリフォーム/湿度調整ができる壁
■自然素材リフォームで快適健康な家作り/湿度調整ができる壁
■ここにあったら便利なコンセント

 

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■壁面収納リフォームで広々たっぷり
■フローリング張替えリフォームの注意点
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