部屋探し・家賃/一味違う こだわりの賃貸物件

賃貸なのに、自分好みの壁紙が選べる!(2ページ目)

賃貸の部屋はお決まりのものが多く、味気ないと感じがち。でも、壁紙を変えるだけでも部屋の雰囲気はぐっと変わります。最近入居した新婚カップルの部屋を取材してきました。

加藤 哲哉

執筆者:加藤 哲哉

賃貸・部屋探しガイド

「住む人のことを考えたら、こうなりました」

Kさんと青木さん

今回、取材させていただいたKさんご夫妻とオーナーの青木さん。壁紙はなんと1000種類以上!

壁紙のサンプルを青木さんに見せてもらいましたが、その数はざっと1000種類以上。その中には輸入物もあり、Kさんの部屋にも多く使われています。輸入壁紙の単価をオーナーに聞きましたが、通常賃貸で利用しているものに比べると2倍高いとのこと。
また、壁紙とは関係ありませんが、このマンションでは年に1回、花火大会の時には屋上を解放し、ビアパーティを開催しているそう。費用はすべてオーナー負担でオーナー自身も参加され、和気あいあいとした雰囲気で入居者同士がワインやシャンパン、ピザなどを交換したりするそう。





バルコニー

バルコニーにウッドパネルを自ら購入して敷いたというオーナー。どこまでも住む人のことを考えて気配りしてくれている

「以前住んでいたマンションと違うのは、ここのマンションは誰とすれ違ってもみんなあいさつをするので、それが気に入っているんです」とKさん夫妻が話してくれましたが、心の通った空間ができているのは、オーナーの思いが伝わっているからなのかもしれません。





ゴミ置き場

ゴミ捨て場などの共用部分がきれいな賃貸は、住環境がいい。部屋選びのときの重要なチェックポイントだ

このマンションのオーナーの青木さんに話を聞き、心に残る言葉がありました。
「自分が住むとしたら、このほうがいいと思うことをしているだけですよ。」


この取材を終えて、賃貸は借りているということではなく、「一定期間空間を買っている」と捉えるほうがぴったりくるようになりました。賃貸に対する考え方が、業界全体で変わっていくと、ますます発展していくことでしょう。


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