トレーニングと仕事の意外な関係
仕事の合間のリフレッシュといえば、コーヒーブレイク。そこに筋肉トレーニングを加えれば、効率も一層アップする!?
スポーツやトレーニングで体を動かした後は、なんだか妙に頭が冴えて、スッキリした気分になっているのではないでしょうか。これは、体を動かすことで全身の血行が促され、脳への血流が増えたり、私たちが運動中、無意識のうちに大量の酸素を体内に取り入れたりすることにより、こうした体の状態が作り出されるのです。そうなると、自然と集中力が増し、仕事や勉強での能率も上がるというもの。ここぞという頑張り時にも、ふんばりが効くようにもなります。
ということはつまり、集中して作業したいときや、仕事の効率を上げたいときには、軽いトレーニングで体を動かして臨んだほうが良いといえます。たとえば、「朝が苦手で、午前中はいつもボーっとしている…」という悩みをお持ちの人がいましたら、ぜひ始業前に軽くトレーニングを行ってみることをおすすめします。そうすると、脳がシャキッと覚醒してきて、朝一からエンジン全開でバリバリと仕事をこなせるようになるはずです。そうなると、気持ちにも俄然余裕が出てきますよね。また、一日中デスクワークをしている人の場合は、眼を酷使しながら長時間一定の姿勢をとっていますので、時々体を動かして、脳と体の緊張感を解きほぐすことが大切です。
そこで今回は、次ページからオフィスでイスに座ったまま行うことのできるトレーニングと、スキマ時間にサッと行えるトレーニングの2種をご紹介します。どちらも、鍛えるパーツは脚。座りっぱなしで血流が滞り気味になっている脚~ヒップの筋肉に、ダイレクトに効いてきます。仕事の合間に、ぜひ取り組んでみてください。