レシートをとにかく保存して支出を把握する
家計改善には家計簿をつけて家計の現状を把握すること。とはいっても、家計簿をつけるのは大変。そんな時には、レシートを見直すだけでも効果が期待できます。レシートはお金を使った記録です。買い物の日時はもちろん、商品名なども記入されています。いつ何を買ったのかが一目瞭然ということ。このレシートをとにかく保存しましょう。
自販機などレシートがない買い物も、できるだけメモを残します。とにかく、自分が使ったお金を後から確認できるようにします。また、品名などが書かれていないレシートに、後から分かるように買い物の内容を書いておきます。
1回の買い物で、不必要だったものは?
この保存したレシートを、1週間後に見直します。この買い物は必要だったのかという視点でみてみましょう。何のために買ったのか思い出せない飲み物、1週間たっても冷蔵庫に残っている野菜、特価だからと買ったものの在庫がたくさんあった洗剤……。これらは不必要な買い物といえます。これらの品目にマーカーなどで印をつけます。「無駄遣いマーク」ですね。日用品や洋服などは1シーズンごとに見直しをするとよいでしょう。一度も使っていない便利グッズ、新品のままのバーゲンでゲットした服。これらも不必要だった買い物です。これにも無駄遣いマークをつけておきましょう。
「何円減らせたかも」が次へのステップに
この無駄遣いマークをつけたレシートを月に1度は再確認します。これが一番重要な作業です。無駄遣いの合計金額を確認すると、その金額にびっくりするかも。また、無駄遣いをよくする日時、店など自分の買い物の癖を知っておくのも大切。これからは、自分の買い物歴や癖を知った上で買い物をしましょう。「今日のレシートには無駄遣いマークをつけない!」と考えるだけでも、出費はかなり変わってきますよ。
自分のお金の使い方やその癖を知り、不必要だった買い物を分析するのが家計改善の第一歩。1枚のレシートを大切に、しっかりと見直してみましょう。
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