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黄ばみ対策を解説! 衣替え時の注意点とは

白や淡い色のお洋服、次のシーズンに出したら黄ばみがひどくて使えなかった……なんて悲しい経験ありませんか? その要因、実は自業自得なことが多く、主にケアレスミスやクリーニング活用の勘違い。対策して、来シーズンは白いまま再会しましょう!

毎田 祥子

執筆者:毎田 祥子

家事ガイド

黄ばみ対策を解説! 衣替えの落とし穴

黄ばみ対策を解説

来シーズンも黄ばみなく再会できますように!

白や淡い色のお洋服、次のシーズンに出したら黄ばんでいて使えなかった……なんて悲しい経験ありませんか?

その要因、じつは自業自得なことが多く、主にケアレスミスやクリーニング活用の勘違い。来シーズンは白いままの再会しましょう。さっそく要因と対策をチェック!
 
<目次>
 

本当に落とした? 汗汚れ

脇あたりの黄ばみはよくあること。脇のシミの主な犯人は「汗」です。対策は汗をしっかり落とすことなので、水溶性の汗には水洗いが一番。シンプルですが洗濯機洗いだけでは落ちていないことも多いので、部分洗いしておくのがツボです。

自宅で洗える素材なら洗い方はまず、汗がつきやすい脇、襟、袖を重点的に、「洗剤を薄めたぬるま湯」へ30分~2時間浸け置きます。これで汗と皮脂汚れをしっかりゆるませておいて、後はそのまま洗濯機洗いをする(必要なら洗濯ネットに入れて)か、デリケートな素材なら手洗いします。
 

ドライクリーニングで徒労!? なケース

次はお気に入りの服だからと収納前にドライクリーニングへ出したのに、翌年黄ばんでいたという人。多いのは自分の勘違いです。やはり汗ジミが原因なことが多いので、水でない溶剤で洗うドライクリーニングでは落ちが悪いので、そんな時は「水洗い」指定がお勧めです。

なおタグについている洗濯表示の「ドライクリーニングマーク」は、ドライクリーニング「も」できるという意味。同時に「洗濯機マーク」「手洗いマーク」があれば自宅洗いもOKなんですよ。
 

諦めたら終わり! 襟袖の黒ずみ

襟や袖の黒ずみは手強いので無理……と、諦めるのは早い! できる限りの手を打ちましょう。黒ずみは皮脂の油性汚れと色素が絡み合っているので、皮脂を落とす洗剤と色素を落とす漂白剤をぬるま湯に溶かしたブレンド洗剤液を作り、そこへ汚れ部分を重点的に浸し(30分~2時間)、洗剤液ごと洗濯機へ入れて他のものと一緒にお洗濯。するとだいぶ薄れているはずです。
 

食べ物飲み物のシミを見逃すな

食べ物のシミは時間がたつほど酸化が進み、黒く濃くなっていきます。汚してすぐ落とせばラクです。衣替えには点検して小さなシミも見逃さないこと。見つけたら、自分で洗える素材なら漂白剤をぬるま湯で薄めた液に漬けおき(30分~2時間)、繊細な素材でないならもみ洗いでシミを落とし、洗濯機で他のものと一緒に洗います。ガイド記事『果汁のシミ抜きテクニック』もご参考にどうぞ。水洗い不可素材や落ちないシミはクリーニング店に!


以上が代表的な「翌年見つけて衝撃を受ける黄ばみシミ」の今の姿です。しっかりケアして収納しましょう。

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