一般公開日は大盛況、ビジネスデイはボチボチのGreeブース
年に一度のゲームの祭典。毎年この時期が楽しみなゲームユーザーもたくさんいることでしょう。
Greeは最大級のブースを展開し、17日、18日の一般参加日には多くのユーザーを集客し、長蛇の列を作りました。一方、業界関係者だけが入場できる15日、16日のビジネスデイは、それとは全く違う状態でした。いくつかの報道で初日からGreeの盛況ぶりを伝えるものもありましたが、実際には、ボチボチ人はいるものの、混雑というような状況はなく、わりと平凡と言える雰囲気でした。
一般公開日にユーザーが集まったポイントは実にシンプルで、プレイすることで貰えるカードです。このカードに特典アイテムが手に入るシリアルコードが記載されているため、どうしてもレアアイテムが欲しいというユーザーがGreeブースに集まりました。
そこで疑問が出るのは、一般公開日にこれだけ集客できるブースが、何故ビジネスデイにはボチボチ程度なのかということでしょう。実はこの、一般日は大盛況、ビジネスデイにボチボチという状況が、ソーシャルゲームのあり方や、ゲーム業界との関係性を如実に表現しているように思います。
人はそれなりにいるけど、ゲームを遊ぶ人は少なかったビジネスデイ
初参加にして最大規模となったGreeブース。人気のソーシャルゲームが多数遊べます。
1つのタイトルにつき遊んでいる人は、だいたいどこも1人か2人、その後ろに行列はほとんどなく、遊んでいる人のいないタイトルもそこここにありました。コンシューマーゲームのブーストは違い、人気タイトルに人が集中するという感じではないので、その時たまたま空いているブースを選んでいけば、次々にゲームを遊ぶことができます。
一般公開日とは大違いのこの状況。そこには、ゲーム業界関係者が何のためにGreeブースに来ているかを示唆しているように思います。