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Cookieより扱いが簡単な「Web Storage」の使い方(3ページ目)

これまで、ウェブページ側からブラウザに対して何らかのデータを保存させるには、Cookie(クッキー)を使うしかありませんでした。しかし、クッキーの読み書きには少々面倒なスクリプトを書く必要がありました。しかし、「Web Storage(ウェブストレージ)」機能なら、もっと簡単な方法でデータの読み書きができます。

西村 文宏

執筆者:西村 文宏

ホームページ作成ガイド

ウェブストレージの使用サンプル

ウェブストレージの使用サンプルとして、「アクセス者別のアクセスカウンタを作って、前回閲覧日時を表示する」ページを用意しました。ユーザごとのアクセス回数を記録して、「あなたは、今回で 5回目のアクセスです」のように表示し、「前回の閲覧は Tue Sep 20 2011 12:08:24 でした」のように前回閲覧日時も表示します。

サンプルページはこちら

大した機能ではありませんが、記述するスクリプトの量が少ないので、ウェブストレージ機能の使い方を知るためにはちょうど良いでしょう。サンプルページのソースをご参照下さい。HTMLソース中にすべてのJavaScriptを含んでいます。

なお、このサンプルページをブラウザで表示した例は下図の通りです。

Google Chromeでの表示例

Google Chromeでの表示例


クッキーよりも楽にデータを読み書きできる「ウェブストレージ」

今回は、クッキーよりも格段に楽な方法で、ブラウザにデータを保存したり読み出したりできる「ウェブストレージ」機能の使い方をご紹介致しました。とても便利で楽に活用できる機能ですから、ぜひ試してみて下さい。

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