ホームシアター/ホームシアターの選び方・基本

ネットワークでより楽しく便利になるAV機器(2ページ目)

AV機器のネットワーク対応が急速に進化しています。ところが、具体的に何ができるのか、分かり難い面もあります。そこで今回は、AV機器がネットワーク対応になることで、その楽しさや便利さと、製品例をご紹介します。

鴻池 賢三

鴻池 賢三

オーディオ・ビジュアル ガイド

日本人初、映画館の世界品質"THX"で知られるTHX社認定ホームシアターデザイナー。映像機器の評価・調整法の世界的権威"ISF"の技術者認証も日本人として初めて取得。総合家電アドバイザーの資格も持ち、専門家向けの技術解説から一般ユーザーへのライフスタイル提案まで幅広い情報発信を行っている。

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LAN接続で「できること」

LANは、Local Area Networkの略。ここでは、同一宅内で「できること」を整理します。

1. 離れた部屋から録画番組を視聴(DLNA)
DLANに対応したレコーダーやテレビをLAN接続しておくと、リビングのレコーダーに録り貯めた番組を、寝室のテレビから見るような使い方ができます。ディスクに焼く時間や手間がかからないのも良いですね。

2. 音楽のネットワーク再生
パソコンやNASに蓄積した音楽を、LAN経由で、AVアンプやコンポなどのオーディオ機器から再生できます。

CDを入れ替える手間が不要なのはもちろん、デジタル伝送した音楽データを、オーディオ機器で直接再生するので、音質面でも優れています。特に最近では、CDよりも音質の高い音楽データをネット配信するサービスも増えているので、これらを利用すると、手軽に超高音質が楽しめます。

対応オーディオ機器を、各部屋に設置すれば、家中どこに居ても音楽が楽しめるような使い方もできます。

ネットワーク再生に対応したオーディオ製品の一例:


ネットワーク再生に加え、CD再生やFM/AMラジオの受信、iPodを直接接続しての再生、AirPlayにも対応しています。アンプを内蔵しているので、スピーカー(別売り)を足すだけで音が出ます。

次のページでは、インターネット接続で「できること」をご紹介します。

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