自然の地形がリゾートの最適環境を創造
さて、ここでラグーンの水辺にたたずむ国内最大級のオールスイートヴィラを覗いてみましょう。プールヴィラ ラグーンスイートの客室面積は60平方メートル、テラス14平方メートル、プール17平方メートル。家具はユニマットグループの「カッシーナ・イクスシー」がプロデュース。窓辺に設えたデイベッドでのシエスタはまさにリゾートライフでの至福のひとときを約束してくれます。また、さらにラグジュアリーな空間を求めるならプールヴィラ ロイヤルスイート(90平方メートル、テラス25平方メートル、プール46平方メートル)。
吹き抜けのリビングルームとデイベッドが開放的な空間を創っています。
宮古島シギラリゾートに2、3日滞在していると、"不思議な心地良さ"に慣れてきます。その理由は、実はこのリゾートが全体的に海からなだらかに傾斜しているカタチになっているからなんです。これには人の力は一切加わっていない。まさに自然の地形そのままというから驚きます。どうりで、敷地内ではどこにいても、常に美しい緑と海の青さが視界に飛び込んでくるわけです。
平均客単価が1泊5万円以上ですから客層にも大きな特徴が伺えます。基本は40代、あるいは50代、60代のアクティブシニアです。最近、30代の若い世代にも人気があるのはリゾートウェディングの影響があるかもしれません。友人のウェディングに出席した方々が、その後リピーターになっているようで、この数年は客層もそれぞれの目的で広がりを見せているようです。なかでも、宮古島がダイビングスポットとしても有名なこともあり、外国人比率が3%と低いにも関わらず季節になると外国人の姿が目立つのも最近の特徴と言えます。
最後にエピソードを一つ紹介します。
ガイドが最も宮古島シギラリゾートで感動した体験とは、実は星座観察なんです。夜の8時過ぎ、宿泊客が三々五々、ホテル棟から集まってきます。そこに登場するのが池田昇営業企画支配人。
彼は、世界の星座観察では最も著名なハワイのマウナケア天体台に9年間務めた天体観測のプロフェッショナル。独特の語り口でほぼ地平線まで広がる星座の詳しいストーリーを語ってくれます。約1時間のこの天体ショーは、悠久のロマンを体感できる最高のリゾートシーンと言えます。
他にも、昼間にもドラマが展開されそうです。それは敷地内で最高の眺望を誇るシギラ岬の周辺に設けらる"植栽の迷路"。恋人同士が別々の入り口から入って、2人が遭遇するまでの植栽の小路ができる予定です。こんな素敵な舞台があるのが宮古島シギラリゾート。
ここ宮古島シギラリゾートは、ライフスタイルの進化という視線に立てば、海浜リゾートではビーチやプール周りでのアクティビティが中心になる国内の中では異色のコンセプトを確立、自然との共生という海外の高級リゾートにおけるスタンダードを確立している。長期滞在にも適したこのリゾートの完成時には病院、学校、美術館なども建設され、定住人口1万人というリゾートシティにまで構想されているようです。
■宮古島シギラリゾート「シギラベイサイドスイート アラマンダ」
住所:沖縄県宮古島市上野新里東素原926-25
TEL:0980-74-7100