幅広のベルトで背中にも負荷を分散
2歳の子を抱いても、余裕のある抱き心地
抱っこ紐を使うには娘も結構大きくなっていますし、ガイド自身の体格も大きめです(身長162cm)が、背あて部分のギャザーがいい感じに伸びて、「子どもをがっちりホールド」というよりも「ストンと座らせている」感じの使用感です。ただ、子供の身長があまりにも高い場合、うまく肩紐と子供の位置を調整しないと、子どもが反り返ったときに多少不安定さを感じるかもしれません(個人的には身長95cmくらいまでが使用の限界かなと感じました)。
幅12cmの肩紐がクロスし、背中全体にも負荷を分散
私自身は肩紐をなるべく肩の外側に沿わせ、子供は上目に抱き上げたほうが楽に感じましたが、子供を下目に抱いたほうが楽というママもいらっしゃるそう。子供や使用者の体格によってもベストフィットの位置は変わるので、好みに合わせて調整するといいでしょう。
赤ちゃんの上半身が伸び伸び
赤ちゃんも伸び伸びできるフィット感だが、不安定さはない
また、Iさんは現在負荷分散型の商品を使っていらっしゃるそうですが、それと比べてだくーのは「軽さ」と「夏でも涼しそう」な点が良いとおっしゃっていました。確かにだくーののキルティングは薄手ですし、さらに試着したカラーは「ナチュラルリネン」という麻素材だったため、より通気性、清涼感が良く感じられたのではと思います。
ちなみにナチュラルリネンは表地が麻100%、この他のカラーは綿麻の混紡か、綿100%になります。カラーによって素材感が多少異なるため、好みに応じて選ぶといいかもしれません。なお、裏地はすべて綿100%で、赤ちゃんの足などが直接触れる部分は柔らかな感触。裏表で柄が異なるのも楽しいポイントです。