抱っこ紐・おんぶ紐/人気・おすすめ抱っこ紐

薄くて軽い抱っこ紐「だくーの」(2ページ目)

軽量タイプの抱っこ紐として人気を集めている「だくーの」。長く愛され続けている秘密について、レビューを交えながらご紹介いたします。

遠藤 まさ子

執筆者:遠藤 まさ子

子育てグッズガイド

軽量薄手のキルティング素材

ある程度のクッション性と、素材の強度を保った薄手のキルティング素材を使用

だ・くーのは、ある程度のクッション性と、素材の強度を保った薄手のキルティング素材を使用。写真のカラーは春夏に人気の高い「ナチュラルリネン」

抱っこ紐にとって、軽いことはかなり大きなウエイトを占めます。もしも抱っこ紐そのものが1kg近くあった場合、8kgの赤ちゃんを抱っこしていても、身体にかかる総負荷は9kg近くになってしまいます。また、荷物として持ち運ぶときも軽いに越したことはありません。

だくーのはすべて軽量で薄手なキルティング素材で作られています。キルティング素材は厚みがあってかさばり、重量もあるものが多いのですが、だくーのに使われている素材は本当に薄手。表地だけでなく中綿もとても薄いため畳みやすく、持った時の軽さには驚かされます。サイズや柄によって若干の重量差はあるものの、本体は約190g、付属ポーチを入れても約230g程度の重さです。

金具・バックルを極力減らした構造

バックル類がないので、きれいにたためる

バックル類がないので、気持ちいいほどきれいにたためる。こちらのカラーは、売りだすと即売り切れになるほど人気の高い「ブラックウォッチ」

だくーのが軽い秘密には、金具やバックルをほぼ使用していないことがあげられます。金属製のパーツはファスナーのツマミのみで、ファスナー部分とホックはプラスティック性。それ以外には硬いパーツはありません。金具やバックル類を減らすことで機能が少なくなってしまうデメリットはあるものの、赤ちゃんやお母さんの身体へのあたりは格段に柔らかくなります。また、使用していないときに赤ちゃんがいたずらし、指を挟んだり金具を舐めてしまうといった心配も減ると思います。

さらに金具類が少ないことで、洗濯機で簡単に丸洗いできます(素材が痛むのを防ぐために、洗濯ネットの使用を推奨)。また、薄手でシンプルな作りな分、普通の洋服と同じくらい乾きも早いでしょう。赤ちゃんが抱っこ紐をしゃぶっても、一晩でほぼ乾くと思えば気軽に洗濯でき、いつでも清潔に使えます。


>> 抱き下ろしがしやすい秘密とは?
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