CPUなどの基本性能が大幅に向上
エクスペリエンス・インデックスの基本スコアは「5.9」。スコアで比較すると、従来の上位機にあたるWシリーズに匹敵する性能だ(画像クリックで拡大表示)
夏モデルと比べると、3D CGなど、一部の処理が約2倍に高速化。これはCPUがCore i5(2.30GHz、2コア)から、より高性能な Core i7(2.20GHz、4コア)へと変更になったため。周波数はわずかに下がっているが、実行コアの数で性能は勝る。搭載メモリも4GBから8GBに倍増。大きなメモリを生かせる64ビットOSの性能をいかんなく発揮できる。
よりインテリア性が高まったデザインと進化したモニタ
キーボードとマウスはBluetooth接続なのでケーブルがなく、たたずまいがすっきりしている
見た目は大きく変わっていないような印象だが、スピーカー周辺や側面のフットスタンドだけではなく、背面も曲線的なフォルムに仕上げるなど、細かな部分でのこだわりが見える。モニタは前モデルまでの20型から21.5型へとわずかに大きくなり、バックライトは省電力のLED方式と着実な進化。液晶はIPS方式に変更されため視野角が広がり、リビングでも使えるようになった。この流れで、将来的には22~24型への発展を望みたい。
HDMI、BDXL対応でAV機能強化
向かって左側面にある、高速転送対応のUSB3.0ポート、HDMI入力ポート
新たにHDMI入力ポートを追加。電源オフ時も利用でき、Windowsを起動していなくてもXbox 360などのゲーム機用ディスプレイとして使用できる。Blu-ray DiscドライブはBDXLに対応。従来のBD-R DL(BD-RE DL)の2倍、100GBの容量があるBDXLは、地デジ番組約12時間分を記録できる。通常11~13話で構成されるドラマの1クルーを1枚のディスクに収められるわけだ。