宝塚市立手塚治虫記念館(兵庫県)
~マンガの神様の足跡をたどる
マンガに宝塚やアメリカンコミック、映画の要素を持ち込み、日本のマンガの発展に多いに貢献、マンガの神様と呼ばれた手塚治虫。5歳から24歳まで彼が過ごした宝塚市に設立された手塚治虫記念館には、彼の描いたマンガやアニメ、そのほかさまざまなゆかりの品が展示されています。建物はヨーロッパの古城をモチーフに設計されたもの。エントランス前には、ハリウッドのグローマンズ・チャイニーズ・シアターのように手塚マンガのキャラクターの手型、足型が並んでいます。
「自然への愛」「生命の尊さ」をテーマに構成された館内は手塚治虫ワールド一色です。
エントランスに足を踏み入れると、さっそくアトムをはじめ手塚マンガの登場人物がお出迎え。アトムの後ろ、床部分には手塚治虫の自画像モザイクが。
常設展示室には、手塚治虫の子どもの頃から現在に至るまでの作文や絵などがカプセルに入れられて展示されています。手塚治虫のマンガには書かせないキャラクター、ヒョウタンツギもなんと小学生時代の作文や絵などに登場しています。しっかり探してみてください。
もちろん、オリジナルグッズも充実。加えてこの記念館でしか見られないオリジナル映像もありますので、時間に十分余裕を持って鑑賞することをおすすめします。
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住所:兵庫県宝塚市武庫川町7-65
TEL:0797-81-2970
開館時間:9:30~17:00(入館は16:30まで)
入館料:大人:700円、中高生:300円、小学生:100円
休館日:水曜(祝日の場合、春・夏休み期間中は開館)、年末年始、展示替期間
公式サイト