子育て特集/子育てマネー

お得な保険の選び方は? 保険選びの基本ルール10(4ページ目)

保険は種類も多く、用語も難しく、わかりにくいと感じている人も多いのではないでしょうか。でも子どもが生まれたらそうも言っていられません。将来に向けて、早いうちからしっかり備えておきたいところ。初心者でもわかる保険選びの10の基本ルールをご紹介します。

山口 京子

執筆者:山口 京子

家計簿・家計管理ガイド

死亡保障・入院保障はいくらあればいい?

――死亡保障・入院保障の額はどのくらいあればいい?

山口さん: 
すべてを保険でまかなおうとしなくても大丈夫ですよ。公的保障や遺族年金などから受け取れるお金もあります。医療費については、高額療養費制度もあります。公的保障がどのくらい受けられるのかを調べておきましょう

一応の目安ですが、亡くなったときに300万あればお葬式をあげることができ、ご家族が身辺整理ができると言われています。あとは生活費が1ヶ月にいくら必要か、公的保障で足りない分はいくらかというのを確認しておきましょうね。

入院保障は入院日額1万円あれば安心ですが、日額5000円のほうが保険料の支払いは安くなります。日額保障1万円の保険料を払うのが大変という人は、女性疾病特約(※次の項目で説明)をつけるのもおすすめです。

ルール6:
受け取れる公的保障を確認しておくこと


女性疾病入院特約は?

――女性疾病入院特約って何? 入ったほうがいい?

山口さん: 
女性疾病入院特約というのは、子宮筋腫など女性特有の疾病で入院したときに、主契約の入院給付金に上乗せして特約の入院給付金がもらえる保障のことです(※保険会社や商品により、対象となる病気が異なります)。

たとえば、入院日額5000円の契約に女性疾病特約の日額5000円をつければ、先ほど説明した入院日額1万円と同じ額になりますが、支払う保険料は日額 1万円のものより安くなります(ただし、特約の部分は、該当の女性疾病に限ります)。これもお得なので女性にはおすすめしています。

ルール7:
安い保険料で入院が保障されるので、女性は女性疾病特約に加入しておくとよい



>> 保険を比較するときに注意すべきことは?
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