そこで、ここでは、日本の気候や日本人特有の香りに対する考え方を踏まえた上で、新しい香水のつけ方と楽しみ方をご紹介します。
持続時間で名前が変わる
最近は男性用だけでなく、やさしい香り立ちの女性用やユニセックスの香りを楽しむ方も増えてきました。
この濃度による持続時間の差があるので、使い分けの目安にしてください。出勤前につけると昼には香りが薄まるので、同じ香水をつけ足してもOK。別の香りにする場合は、念のため、もっと弱くなる夕方くらいにつけ直すのがよいでしょう。
手首や首の後ろはもう古い!?
手首につけると、相手にダイレクトに香りが伝わってしまう危険性も。
満員電車や密閉されたエレベーターや会議室など、身だしなみとしてつけた香水がかえって迷惑になってしまう場合があります。その時に、上記のような手首や首筋という旧式なつけ方では、香りが相手にダイレクトに届いてしまいます。
また、手首も首筋も自分の鼻に近い場所なので、同じ香りをかぎ続けると鼻が麻痺して香りを感じにくくなることもあります。すると次第に使う量が増え、つけすぎになりがちなのです。
次のページでは、イマドキな香らせ方の極意をご紹介します。