ジェル・乳液・クリーム・オイルの違い
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ジェル・乳液・クリーム・オイルの違い
ベタつきを防ぐための保湿剤
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ジェル、乳液、クリーム、オイルと保湿剤の種類は大きく分けて4つ。季節や肌質にあったものを選びましょう。
つまり、適度に油分を補給することで、肌が過剰に皮脂を分泌しなくなり、ベタつきが抑えられるのです。そこで、化粧水で水分を補給した後に、保湿することはきわめて重要なこと。そして、乾燥が進むとベタつきだけではなく、シワやたるみといった老化の原因になるのです。
夏に最適なジェル状保湿剤
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ジェルはもっとも保湿剤の中でも軽く、夏、もしくは脂性の人向き。ひんやりとした感触が心地よい保湿剤です。
そこでガイドが夏の保湿にお勧めしたいのが、ジェル状の保湿剤。ジェルは適度なとろみがあり、肌に乗せるだけでひんやりと心地よいもの。これを効果的に使って保湿をしましょう。ジェルを冷蔵庫で冷やしておいて、顔に塗るのでもよいでしょう。
春・秋に活躍する乳液
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乳液はすべりがよくて、肌にするすると浸透していきます。春や秋、また混合肌の人に適しています。
肌へのなじみがよく、さらにきちんと保湿もしてくれるので、春や秋などの季節の変わり目にゆらぐ肌の保湿に最適です。化粧水で水分を補給した後に、塗布します。
ただし、乳化させたテクスチャーのものを「乳液」と呼ぶこともあり、日焼け止めや女性のメイクを落とすためのクレンジングなどにも乳液という名前がついていることがあります。ここでは、保湿のための乳液を指しています。
冬の乾燥にはクリームで
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クリームはしっかりと肌をカバーしてくれる頼もしい味方。冬場や、乾燥肌の人に使って欲しい保湿剤。
塗り方ですが、おでこや頬、アゴなどに分散して置いてしまいます。後は、指の腹を使ってクルクルと円を描くように塗り広げます。乾燥しがちな頬は多めに、皮脂が出やすい鼻周りは少なめにと調整も可能です。
クリームが肌になじむまで、手のひらでしばらく抑えるのも効果的。体温が伝わって、成分がより浸透しやすくなるのです。これをハンドプレスと言います。
スペシャルケアには美容オイル
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オイルはほんの少しで絶大な力を発揮します。乾燥がひどいときは、乳液やクリームをつけた後にプラスしてもOKです。
使い方は洗顔後、化粧水で整えます。そして、オイルを塗布します。脂性の人なら、量はほんの 1~2滴でOK。皮脂分泌が活発なTゾーンは少なめに、かさつきが気になる頬やアゴ下、鼻下などは念入りに伸ばすだけです。乾燥肌の人は、もう少し多めに使ってもよいでしょう。
このように男性も保湿は重要です。季節や肌質に合わせて、しっかり油分を補って健やかな肌を目指してください。
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