江戸のランドマーク近くに凛と佇む「割烹とよだ」

外観とのれん

地下鉄・三越前駅からほど近い同店

江戸のランドマークであった日本橋。2011年は現在の日本橋「架橋100周年」にあたり、そこかしこで100周年記念の商品をPRする商品やメニューに出会います。

老舗有名海苔店、鰹節店などが軒を並べる地下鉄・三越前駅から1、2分ほどの場所に、「割烹とよだ」が存在。こぢんまり佇む建物も、外観の黒と朱色が凛と雰囲気を引き締める、そんな印象でしょうか。

“割烹”という言葉がイメージさせる高級感(恐怖心?)から、入りにくさもありますが、昼時はランチタイム用のメニュー看板が店頭に置かれるので、ご安心のほどを。


創業は1863年(文久3年)

「割烹とよだ」の創業は1863年で、屋台のすし店が源流です。

時の将軍は第14代の徳川家茂(いえもち)。江戸時代最後の将軍、15代徳川慶喜は有名ですが、ややマイナーな家茂はわずか13歳で将軍となり20歳で生涯を閉じるという短命な人生でした。世界に目を向けると、リンカーン米大統領の有名な「人民の人民による人民のための政治」の演説も。

倒幕と攘夷が交錯した幕末の中、美術家・岡倉天心やヘンリー・フォードが生まれたこの年、同店はその歩みをスタートさせます。

では、歴史ある割烹の暖簾を勇気を出してくぐってみましょう。